ババリウムの軌跡~ゲーム実況の豆知識~

youtubeでゲーム実況をしているババリウムが使っている機材・ソフトの紹介やハマっている事のレビューを書いていきます

【5年使用後レビュー】AKRacing Overtureの5年後の姿を公開。買う前に知るべき耐久性と使用者の口コミ検証

「AKRacing Overtureが欲しいけど5万円は高い!もし数年で壊れたらどうしよう?」

 

ゲーミングチェアの購入で、あなたも同じように悩んでいませんか?

 

この記事では、そんな不安を解決するために私が5年間、ほぼ毎日使ったOvertureの”今の姿”を写真付きで正直に公開します。

 

結論から言うと、イスへの5万円の投資は私のデスクワーク人生で最高の買い物でした。

 

◆この記事でわかること◆
この記事を読めば、実際に5年間使用した状態と使用感がわかります。
(断言できる理由・PUレザーの劣化具合・腰への負担・費用対効果)

 

■私はAmazonのセールで2020年10月に購入しました。

5年間満足して使用。AKRacing Overtureへの投資は”大正解”

AKRacing Overture

「定価で5万円以上するゲーミングチェア、本当にその価値はあるの?」

「高いお金を出して、もしすぐに壊れたり、体に合わなかったりしたら?」

購入時私はそう思っていました。

 

Overture購入前は安い6,000円程度のイスで

ゲーム実況の撮影と動画編集で毎日平均3時間以上座り続けていました。

 

その結果、私は腰が痛くなり2020年10月のAmazonセールでAKRacing Overtureを購入しました。

 

買い換えると座り心地にびっくりして今ではなくてはならない相棒になっています。

では、実際にどのあたりが良いかをまとめていきます。

 

満足ポイント①:5年後も衰え知らずの”パフォーマンス”

AKRacing Overtureの購入が正解だったと思う最大の理由は、5年経った今でも購入当時とほとんど変わらないパフォーマンスを維持しているからです。

 


Overtureは5年使っても性能が劣化せず、体をしっかりと支え続けてくれます。

 

AKRacingのゲーミングチェアは堅牢なメタルフレームと、高密度なモールドウレタンフォームでできています。

 

安価な椅子がすぐにヘタってしまうのに対して、Overtureは体重をかけても簡単には変形しないようになっています。

 

また、座る部分が底付きしない構造になっているのでお尻が座る部分を支える板に当たって痛くならなくなっています。

 

写真の通り私が5年間使い続けたOvertureも、座面のクッションはほとんどヘタっていません。

また、リクライニングや昇降機能のガタつきもないので、購入時と変わらずスムーズに作動しています。

見た目も好きだったんですが椅子としての使い勝手の良さがずっと続いているのでコストパフォーマンスが高いと感じています。

満足ポイント②:値段は高いが長時間集中できる

Overtureの購入で、腰痛などの無駄な刺激が無くなるので長時間集中できる環境への投資ができます。


このイスは、腰痛などの身体的な悩みが無くなるので作業の集中力を高めてくれます。

 

AKRacing Overtureは人間工学に基づいて設計されているので、意識しなくても正しい姿勢をサポートしてくれます。

 

腰部分についているクッションも優しく腰への負担を軽減してくれます。

どうしても長時間の作業で疲れてしまいますがこういった工夫で長時間座っていても疲れにくくなっているようです。

 

私自身、Overtureを使い始める前は、1時間程度で腰の痛みで集中力が切れ、休憩を挟んでいました。

Overtureに変えてからは腰の痛みで集中力が途切れることは無くなったので、結果として作業効率が上がり、以前よりも動画編集が完了するまでの時間を短くすることが出来ています。

後悔ポイント:「迷っている時間」がもったいなかった

AKRacing Overtureが高いので購入まで躊躇していました。

しかし、安いイスで過ごしていた時の作業効率を考えると早く買うべきだったと今でも思います。


しっかりしたイスを買うことで快適な作業環境を1日でも早く手に入れた方が、得られる利益が大きかったと思います。

 

なぜなら、不快な椅子で我慢しながら作業する1日と、最高の環境で作業する1日とでは、生産性も体への負担も全然違うからです。

 

また、昨今の物価高で今では私が購入した金額で再度買うのは難しくなっています。

今使っているイスで体に負担がかかっているのであれば早めに良い椅子へ買い替えを検討したほうが良いです。

 

今振り返ってみて、私自身の唯一の後悔は「もっと早く買っておけばよかった」という事に尽きます。

 

もしゲーム実況を始めた当初からこの椅子に出会えていれば、腰の痛みで作業を中断することもなかったのでもっと良い動画が作れていたかもしれないと思います。

 

【写真有】これが購入後、5年後のAKRacing Overtureの状態!

AKRacing Overture

私の使ってみた感想は以上です。

実際に5年間使ったAKRacing Overtureの状態を紹介していきます。

 

いくら言葉で「耐久性が高い」と説明されても、本当に知りたいのは

「で、実際のところどうなの?」という部分ですよね。

 

特に5万円を超える買い物となれば、そのリアルな経年変化を確認したいところですよね。

この章では、私が5年間、ほぼ毎日使い込んできたAKRacing Overtureの現状を写真付きで紹介していきます。

良い部分も劣化具合も、すべて正直に公開しますので、ぜひチェックしてみてください。

 

■現在のAKRacing Overture

AKRacing Overture

AKRacing Overture

AKRacing Overture

AKRacing Overture

経年劣化状態①:PUレザーのひび割れ・剥がれは少ない

多くの人が最も心配するのが、PUレザーの劣化、特に表面のひび割れや剥がれではないでしょうか。

 

結論から言うと、5年間使用した現在、少し削れている部分がありますが革がはがれて無くなっている部分はそこまでありません。

 

座っていて擦れる部分は紫のラインなどが剥げて白くなっていたりしていますがそこからボロボロとはがれてくることは今のところないです。

 

あまり劣化していない理由として考えられるのはOvertureに採用されている高品質PUレザーの耐久性の高さだと思います。

 

安価なチェアに使われているビニールレザーとは違って、厚みとしなやかさを両立しているので長期間の使用や体重の負荷にもしっかり耐えてくれているようです。

 

■5年使って目に見える劣化箇所

AKRacing Overture

AKRacing Overture

AKRacing Overture

写真のように最も体重がかかる座面や、体が頻繁に触れる背もたれのフチ部分にも、レザーの断裂や剥がれは見当たりません。

5年でこれぐらいの劣化具合であれば十分耐久性が高いと判断できます。

経年劣化状態②:座面のへたり具合は5年座っても弾力に問題なし

イスで最も大事な座面のへたり具合。

ここが劣化してしまうと長時間の作業で腰痛や疲労感が出てしまう重要なポイントです。

 

座面のクッション性は、5年経った今でも新品時に近い座り心地を保っていて底つき感は全くありません。

また、腰の部分についているクッションもふわふわのままなのでしっかりと腰をサポートしてくれています。

 

これだけへたらない理由はAKRacing独自の高反発モールドウレタンフォームが使われているので、密度が高く、復元力に優れた素材が使われているとのことです。

 

へこんでも復元する力が強いので沈み込み後のへたりを防いで座り心地を保ってくれているようです。

 

AKRacing Overture

AKRacing Overture

実際に手で強く押してみても、しっかりとした反発力が返ってきます。

感覚的には、新品時と弾力の変化は感じられない印象です。

 

経年劣化状態③:リクライニングや昇降機能の異音やガタつきもなし

クッション部分やレザーの劣化については悪くなかったですが、リクライニングや昇降機能などの可動部分に経年劣化がないかも気になりますよね。

 

リクライニングや昇降機能を今でも使っていますが、「ギシギシ」「ミシミシ」といった軋み音や、フレームのガタつきを感じたことはありません。

 

購入時から劣化が見られないのはOvertureのフレームやキャスターベースといった骨格部分に堅牢なスチール素材が使われているので変形やガスシリンダーの劣化が無いのが理由だと思われます。

 

ガスシリンダーは最高品質基準である「クラス4」のものを搭載していたりと見えない部分にもこだわりがあるので高い耐久性を実現しているようです

 

静かな早朝の部屋でリクライニングを深く倒しても、不快な音は一切しません。

また、安価な椅子にありがちな、少し体勢を変えただけでイスがぐらぐらしたりする不安定感もありません。

この静音性と安定感が、5年経っても変わらないので品質が良いと感じています。

5年使って分かったAKRacing Overtureのメリット・デメリット

AKRacing Overture

5年経っても衰えない耐久性があることは写真の通りでした。

ただ、どんなに頑丈でも座り心地が悪ければ意味がありません。

 

では実際に使用してみて感じたメリットとデメリットについても紹介していきたいと思います。

 

5年間Overtureを使ってきて気になった部分もあるので本音でレビューしていきます。

購入前に知っておくべき注意点もしっかりお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

【メリット】座り心地が良く疲れにくい

記事中で散々書いていることですが座り心地が良いです。

長時間座っていても腰が痛くならないので作業に集中出来ます。

 

とにかく底付きがないのでお尻が痛くならないのと腰についているクッションのおかげで全然疲れません

以前使っていた安い椅子では考えられないくらい座って作業ができているので高い買い物でしたが間違いなく購入して良かった一品です。

【メリット】大き目のサイズなのでゆったり座れる

私は身長が178cmなので大き目のイスが欲しいと思いOvertureを選びました。

もともと椅子の上であぐらをかきたいという思いもありました。

 

実際に座ってみるとゆったり感があってイスの上であぐらもギリギリできます。

 

他のAKRacingのシリーズと比べても少し大きめの設計になっていて

座面幅39cm奥行52.5cmと他シリーズより2cm~3cm大きいです。

ゆったりと座れるイスを探している方にはOvertureシリーズがおススメです。

逆に小柄な方には大きすぎる可能性があるので他のシリーズを検討をおススメします。

・PINONシリーズは適正身長を145cm~165cm

・もしくはNitro V2 シリーズなどの標準的なシリーズもおすすめです。

■各AKRacing製品の比較表

項目 Overture PINON Nitro V2
Amazon価格(参考) 約41,000〜45,000円 約44,800〜45,253円 約40,600〜48,200円
椅子の高さ 129~136.5cm 116.5~123cm 125~132cm
座面幅 39cm 38cm 37cm
座面奥行 52.5cm 45cm 51cm
座面高さ調節幅 34~41.5cm 30~36.5cm 33~40cm
アームレスト高さ 2D(調整幅記載なし) 21.5~25cm 28~35cm
背もたれ高さ 95cm 85cm 92cm
リクライニング角度 最大180° 最大150° 最大180°
張地 PUレザー PUレザー 高耐久PUレザー
耐荷重 150kg 150kg 150kg
重量(本体) 約25kg 約24kg 約25kg
重量(総重量) 情報なし 26.5kg 28kg
備考 体格幅広く対応、姿勢保持重視、カラー多数 小柄~ティーン対応、女性向き、座面低め 新世代耐久型・広め座面、長時間向き

 

【メリット】ヒジ置きが意外と便利

意外ですがヒジ置きも絶妙な柔らかさで気に入ってます。

プラスティックの固いものではなくガンッとヒジをおいても痛くない柔らかさがあります。

 

高さも横のレバーで簡単に変えられるので机と干渉しない高さに簡単に調整できて便利です。

もっとグレードの高いシリーズでは角度調整や前後の位置調整などもついていますがそこまでアームレストに機能性は求めていないのでこれぐらいでちょうど良いと思います。

【デメリット】PUレザーで夏場の湿気で蒸れやすい

とても気に入って使っている反面、5年間使ったからこそ見えてきた、デメリットについても正直にお伝えします。

 

まずはPUレザー製で、夏場や室温の高い環境では背中やお尻が蒸れやすいです。

 

これはOvertureの欠陥というより、PUレザーを使っているイスの素材の特性です。

本革やファブリック素材に比べて通気性が高くないので、体が密着する時間が長くなると熱がこもりやすくなります。

 

クーラーの効いた部屋で扇風機などを使えば湿気がこもることもないので私はそんなに不快に感じることはありませんでした。
人によっては不快に感じる可能性があります。

【デメリット】大きくて重いので場所を取って動かしずらい

他のゲーミングチェアでも同じですが普通のイスに比べて大きくて重いです。

 

まず、届いた箱の時点で大きいのですが組み立てるともっと大きくなります。

本体重量は25kgあるので私の妻は掃除するときに動かすのに少し手間取っています。

 

男性なら特に問題ないですが少し力を入れないといけません

また、大きく場所を取るので移動させる場所を探すのが大変だったりします。

 

ちょっと模様替えをしようと思っても場所を作ってから移動させる必要があります。

 

重さによる手間が

Herman Millerのゲーミングチェアであれば17kg前後なのでより軽量です。

【デメリット】イスの上であぐらがかけない

イスの上であぐらをかきながら作業するには少し小さくなっています。
あぐらをかくと少し窮屈に感じます。

 

Overtureは体をしっかりホールドし、「正しい姿勢」を維持することに特化した設計です。

なので座面の左右が少し盛り上がったバケットシート形状になっています。

 

このサイドサポートが、あぐらをかく際に少し邪魔になっています

 

フラットな座面の椅子に比べると窮屈さがあります。
もし、椅子の上で頻繁にあぐらをかくなど、姿勢の自由度を最優先するなら、別のモデルを検討した方が良いかもしれません。

これはOvertureの「正しい姿勢をサポートする」という長所の裏返しと言えますね。

 

費用対効果を徹底検証!Overtureは本当に「高い買い物」なのか?

AKRacing Overture

5年間使ったリアルな姿や、具体的なメリット・デメリットを知って、Overtureへの魅力は感じていただけたかもしれません。

 

しかし、それでも「やっぱり5万円は高い…」と、最後の決断をためらう気持ちが残っている方もいるでしょう。

 

痛いほどわかります、その気持ち。

私も購入前は本当にこの投資が正しいのか悩みました。

 

この章では、Overtureの価格を「コストパフォーマンス」という視点で分解し、この椅子が本当に高い買い物なのかを徹底的に検証していきます。

この章を確認していただき購入するかの検討材料にしてください。

 

1日あたり約27円?5年使う前提で計算して見えた驚きのコスパ

まずは、5万円という定価を、長期的な視点で見ていくと毎日のコストはいくらになるか確認していきましょう。

 

AKRacing Overtureを5年間使用した場合、1日あたりのコストはわずか約27円です。

購入価格(約5万円)を使用期間(5年=1825日)で割ることで、1日あたりのコストを算出してみました。

 

一見すると高額な初期投資ですが、毎日使うイスと考えるとそこまで高くありません。

毎日何気なく買っている飲み物やお菓子を一度我慢するだけで、腰痛の不安から解放され、集中力が持続する快適な環境が手に入ると考えたら意外と有りではないでしょうか?

Overtureが決して手の届かない贅沢品ではなく、十分に元が取れる現実的な投資だと言えます。

 

「安物買いの銭失い」をやめて、健康と集中できる時間への投資という考え方

次に、視点を変えて「もしOvertureを買わなかった場合」のコストについて考えてみましょう。

 

Overtureへの投資は、目先の出費を惜しんで将来的に発生する「見えないコスト」を未然に防ぐこともできると考えられます。

なぜなら、安価な椅子を使い続けると、腰痛や肩こりによる整体代や治療費、集中力低下による作業時間の増加で貴重なプライベート時間を減らしてしまいます。

Overtureは、これらの将来的な健康や時間の損失リスクを減らし、生産性を高めてコスパの良い生活を生み出してくれる相棒になり得ます。

 

私自身がその典型的な例でした。

以前は見た目だけで選んだ6,000円のイスを使っていましたが底付きが気になり作業から30分程度で腰が痛くなり作業ができなくなっていました。

 

Overtureに変えてからは腰が痛くなることがないのでキリの良いところまで作業を行って休憩することが出来ているので無駄なストレスから解放されました。

 

作業に集中して結果を出したいのであれば良い投資だったと思っています。

 

AKRacing Overtureが気になる方は

ショップサイトから最新の価格をチェックしてみて下さい。

 

Overtureの寿命をさらに延ばす簡単メンテナンス術

AKRacing Overture

ここまで読んで「Overture、やっぱり欲しいかも…」と思っていただけたなら、とても嬉しいです。

 

せっかく手に入れるなら、少しでも長く、最高の状態で使い続けたいですよね。

 

5年間、特に大きな問題なく使えてきた私ですが、それはOverture自体の耐久性の高さに加えて、ほんの少しのメンテナンスをしてきたからかもしれません。

 

ここでは、誰でも簡単にできてOvertureの寿命をさらにグッと延ばすための、簡単なメンテナンスのコツを3つご紹介します。

 

高価な買い物だからこそ、しっかりメンテナンスして長く愛用していきましょう。

 

基本は「乾拭き」レザーの美しさを保つ秘訣

まず最も重要なのが、日々の汚れを放置しないことです。
特に肌が直接触れるPUレザーは、簡単なお手入れで寿命が大きく変わります。

 

日常的なメンテナンスは、乾いた柔らかい布で優しく拭くだけで十分です。

PUレザーは水分や油分に長時間触れると劣化が早まる性質があります。
なので、汗や皮脂汚れを乾拭きでこまめに取り除くことが、ひび割れやベタつきを防ぐ最も効果的な方法です。

 

もし飲み物をこぼしたり、汚れがついてしまったりした場合は、水で濡らして固く絞った布で優しく拭き取り、最後に必ず乾いた布で水分を完全に除去してください。

 

アルコールやシンナーなどの化学薬品はレザーを痛める原因になるため、絶対に使用は避けましょう。

私は週に一度、PC周りを掃除するついでにサッと拭くだけですが、これだけでも5年後以下のような状態を保てています。

 

見落としがちな足回り!スムーズな動きを維持するコツ

 

快適な座り心地は、座面だけでなくスムーズに動くキャスター(車輪)部分にも支えられています。

 

キャスターに絡まった髪の毛やホコリは、定期的に取り除きましょう。

 

キャスターにゴミが絡まると、椅子の動きが鈍くなるだけでなく、床を傷つける原因にもなります。

これを放置すると異音が発生することもあり、地味ながらストレスの原因になります。

 

特にフローリングで使っていると、髪の毛やホコリが絡まりやすいです。

 

私は数ヶ月に一度、椅子の車輪部分を掃除機で吸ったり、ピンセットで絡まったゴミを取り除いたりしています。

 

また、部屋をきれいに掃除しておけば車輪に汚れが溜まることはありません。

 

劣化を早める「天敵」を避ける

 

Overtureをどこに置くか。
実は、設置場所も椅子の寿命に大きく影響します。

 

直射日光が当たる場所や、極端に湿度の高い場所は避けて設置しましょう。

 

紫外線はPUレザーの色褪せや硬化を促進させ、劣化を早める最大の原因の一つです。

また、湿気はカビの発生や、内部のウレタンフォーム・金属フレームの劣化に繋がる可能性があります。

 

これはOvertureに限らず、多くの家具に共通して言える注意点です。

 

私は窓際にデスクを置いていますが、レースカーテンを閉めることで直射日光が長時間当たらないように工夫しています。

 

また、加湿器を使う際は、蒸気が直接椅子にかからないように気をつけています。

 

このような小さな配慮の積み重ねが、5年という長期間の使用を支えてくれているのだと感じています。

 

【Q&A】AKRacing Overture購入前の最後の不安はここで解消

AKRacing Overture

 

❓質問:Q1. 推奨身長や体重制限はありますか?

💡回答:AKRacing Overtureの推奨身長は公式サイトによると165cmから185cmとされています。
耐荷重は約150kgという非常に頑丈な設計なので、大柄な方でも安心して体を預けることができます。
推奨身長はあくまで目安ですが、165cmから185cmの方であれば、付属のランバーサポートやヘッドレストが最適な位置にフィットし、設計通りの正しい姿勢をサポートしてもらえます。

 

❓質問:Q2. アームレストはどんな調整ができますか?素材は硬いですか?

💡回答:Overtureのアームレストは、高さ調節機能が付いています。
デスクの高さや自分の腕の長さに合わせて最適なポジションに設定できるため、肩や腕への負担を軽減してくれます。
前後左右へのスライドや回転機能はありませんが、その分構造がシンプルで安定感があります。
素材は適度な弾力のあるポリウレタン製で、肘を置いた時に硬すぎず、強く押すと少し反発しながらへこみます。心地よい感触です。

 

❓質問:Q3. 180度リクライニングは不安定そうで少し怖いのですが、大丈夫?

💡回答:最大180度まで倒せるリクライニング機能はOvertureの大きな特徴ですが、安定性は非常に高いです。
堅牢なスチールフレームと、転倒しにくいよう計算された5本脚のキャスターベースが、深く倒した状態でもしっかりと体を支えてくれます。

もちろん勢いよく倒すのは危険ですが、ゆっくり操作すれば全く問題ありません。
仮眠時には、車の座席を倒した時みたいにゆっくり休めます。

 

❓質問:Q4. 「ロッキング機能」とは何ですか?リクライニングとの違いは?

💡回答:ロッキング機能とは、背もたれの角度を固定せず、ゆりかごのように体を傾けられる機能のことです。
リクライニングが特定の角度で固定して休息するのに向いているのに対し、ロッキングは作業の合間に少しリラックスしたい時や、思考を巡らせたい時に便利です。
座面下のレバーでオン・オフの切り替えや、揺れの硬さ調整も可能ですので気分に合わせて使い分けられます。

 

❓質問:Q5. メーカーの保証期間は何年ですか?保証内容は何があるの?

💡回答:AKRacing製品には、長期的なメーカー保証が付帯しており、ユーザーにとって大きな安心材料となります。
フレーム(骨格)部分については5年間、リクライニングや昇降機構といった各種パーツや、キャスター、PUレザーの張地については3年間という手厚い保証が提供されています。
通常の使用範囲内で発生した不具合に対して、無償での部品交換などのサポートが受けられます。

 

❓質問:Q6. 購入したばかりの時は化学的な匂いは気になりますか?

💡回答:新品の家具にありがちな接着剤やウレタンの匂いについては、Overtureは比較的少ない方だと感じました。
もちろん開封直後は多少の新品特有の匂いはありますが、不快に感じるほど強いものではありませんでした。
私の場合は、風通しの良い部屋に1〜2日置いておいたところ、ほとんど気にならないレベルまで匂いは薄れました。
私は鼻が良い方ですが匂いが不快に思ったことは無いので問題ないかと思います。

 

❓質問:Q7. 猫を飼っていますが、爪とぎなどでボロボロになりませんか?

💡回答:Overtureに採用されているPUレザーは比較的丈夫ですが、残念ながら猫の爪とぎに対しては無敵ではありません。
もし爪とぎの標的にされてしまうと、表面に傷がついたり、穴が開いたりする可能性は十分にあります。
ペットを飼っている方は、あらかじめ爪とぎ防止スプレーを使用したり、椅子に近づけないようにしたりするなどの対策が必要です。
あるいは、厚手のチェアカバーをかけるのも有効な手段です。

 

❓質問:Q8. 組み立ての際、自分で用意する必要がある工具はありますか?

💡回答:Overtureの組み立てに必要な工具は、すべて製品に同梱されていますので、ご自身でドライバーやレンチなどを用意する必要はありません。
付属の六角レンチ一本で、すべてのネジを締めることができます。

また、作業中の怪我防止のための手袋まで入っているという親切設計です。
説明書も図解で分かりやすいので、工具の扱いに慣れていない方でも安心して組み立てを始められます。

 

❓質問:Q9. 小柄な女性でも問題なく使えますか?大きすぎませんか?

💡回答:Overtureは推奨身長が165cmからとなっており、小柄な女性にとっては少し大きく感じられる可能性があります。
特に、深く腰掛けた際に膝裏が座面の先端に圧迫されたり、足が床にしっかりとつかなかったりすることが考えられます。
その場合は、別途フットレスト(足置き)を用意することで、快適な姿勢を保つことができます。
可能であれば、一度取扱店舗で実際に座り心地を試してみることをお勧めします。

もし、大きいと感じるようであればPINON シリーズという適正身長145cm~165cmのゲーミングチェアもあります。

 

AKRacing ティーン向け ゲーミングチェア デスクチェア 学習椅子 SKY BLUE スカイブルー Pinon ピノンPINON シリーズ

 

❓質問:Q10. カラーバリエーションが豊富ですが、汚れが目立ちにくい色はどれ?

💡回答:Overtureはカラーが豊富で選ぶのも楽しみの一つですよね。
もし汚れの目立ちにくさを優先するのであれば、定番のブラックやグレー、あるいはブラウン系の色がおすすめです。

これらの色は、デニムなどの色移りや、うっかり付けてしまった小さな汚れが比較的目立ちにくい傾向にあります。
逆にホワイトやピンクなどの淡い色は、お部屋が明るくなる反面、汚れが付くと目立ちやすいので、こまめなメンテナンスが大切になります。

 

まとめ:AKRacing Overtureは5年後も後悔しない、最高の”相棒”

  • 私が5年間ほぼ毎日使い続けたOvertureは、PUレザーに大きな劣化やクッションのへたりも見られず、その高い耐久性は本物だと実証できたので、長期的に愛用できる椅子を探している方にこそ自信を持ってお勧めできます。

  • この椅子への投資は単なる消費ではなく、人間工学に基づいた設計がもたらす正しい姿勢によって日々の集中力を維持するための最高の投資であり、生産性の向上にも繋がりました。

  • 5万円という価格も5年間使うと仮定すれば1日あたり約27円という計算になり、整体代などの目に見えないコスト削減を考えれば、結果的に安物買いの銭失いを防ぐ非常に費用対効果の高い選択だと言えます。

  • 夏場の蒸れやあぐらをかきにくいといった点は正直なデメリットですが、通気性の良い座布団を使うなどの簡単な対策で十分にカバーできる範囲であり、購入前にこの点を理解しておけば大きな問題にはなりません。

  • もしあなたが購入を迷っているなら、その時間こそが最大の損失かもしれません。
    AKRacing Overtureは5年後も決して後悔することのない、あなたの仕事や趣味を支え続けてくれる最高の"相棒"となるでしょう。


正直なところ2~3年程度で底付きが発生して腰が痛くなるんではないかと
心配していましたが5年経過しても腰が痛くなることはありません。

パソコンでの作業が多いので自分のタイミングで休憩できるのは大きなメリットでした。

まだまだ、見た目も機能も問題ないので10年ぐらいは使い倒そうと思っています。

本当に満足度の高い椅子です。
ぜひ検討してみて下さい。

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