BTOパソコンメーカーのフロンティアは
セール品が安く買えることで有名です。
安く買えても商品の故障発生時の対応が
しっかりとしてもらえるのか不安になりますよね。
そこで万が一の初期不良や故障時の対応内容と
注意すべきポイントをまとめました。
購入前に確認して万が一に備えておきましょう。
初期不良と標準保証で対応が異なる
故障した場合の補償内容には以下の二つがあります。
- 初期不良
- 標準保証
順番に説明していきます。
初期不良は14日以内に申告する
初期不良は購入後の
製品保証期間の起算日から14日以内に故障した場合に適用されます。
初期不良の場合
修理又は同等の製品に交換対応してもらえます。
気を付けないといけない点は
故障が発生してからフロンティアカスタマーセンターに連絡後
14 日以内にリペアセンターにパソコンが到着しないといけません。
14日を超えてからリペアセンターへ到着すると
交換対応してもらえず修理対応になります。
フロンティアカスタマーセンター指定の運送会社があるので
少しでもおかしいと感じた場合は早めに連絡しましょう。
また、セールなどで販売されている
アウトレット品は交換対応にならず修理対応になります。
初期保証期間は段ボールは捨てない!
万が一の初期不良時にはパソコンを送り返す必要があります。
商品発送通知が送られてきた14日以内に返送が必要なので
段ボールや梱包材を捨ててしまうと発送に手間取ってしまいます。
念のため段ボールと梱包材は14日間保管しておきましょう。
また、保証対応時には商品到着時の状態を聞き取られることがあるので
到着した段ボールの状態は写真に撮っておきましょう。
初期不良発生時のフロンティアの対応について
初期不良発生時のフロンティアの対応は以下になります。
- 送料は着払い
- 新しい商品の発送通知から14日間保証期間
何度も初期不良になることは考えにくいですが
送られてきた商品ごとに保証期間がつくので安心できます。
標準保証は故障部品の修理対応
初期不良と違い標準保証は故障した部品の修理対応になります。
基本的に標準保証期間は 1 年間になっていますが
アウトレット品など製品によっては保証期間が短いものもあります。
オプションで長期保証に加入した場合
標準保証1年間+延長保証期間2年で3年間センドバック保証です。
サポート期間は5年間
電話やメールによるサポート及び修理を提供する期間として
サポート期間が5年間あります。
サポート期間が過ぎた製品に対しては
フロンティアへ対応してもらう事は出来なくなります。
他メーカーも追加料金を払って
最長で5年間がサポート期間のメーカーがほとんどです。
サポート期間は無償で付いているので優秀ですね。
保証を受けるために必要な物
故障が発生した場合
『レシートなど購入日が証明できるもの』が必要になります。
購入時のメールやパソコン本体に入っている
保証書などは必ず保管しておきましょう。
フロンティア パソコン購入後の故障内容
実際に購入された方の口コミやツイッターの情報をもとに
故障した内容を確認していきます。
ネット上のフロンティア故障書き込み内容
現在多かったのが以下の内容となります。
- 起動しない/電源が落ちる
- 音がうるさい
起動しない/電源が落ちる
起動しない場合や電源が突然落ちる場合は
マザーボード・電源の交換対応が多かったです。
故障原因の特定に時間がかかるケースが多く
修理申請時にしっかりと内容を記載する必要があります。
音がうるさい
購入後に一番多い不満点が音がうるさいというものです。
購入するパソコンに以下の電源が入っている場合
音がうるさいと感じる可能性が高いので避けましょう。
- 『850W ATX電源 80PLUS GOLD』
修理対応してもらっても最初は静かだが
3か月程度でうるさいとの書き込みもありました。
購入時にはうるさくならない電源ユニットを選んでおきましょう。
■問題の電源についてまとめています。
BTOパソコン購入後に確認したい5ポイント
万が一の初期不良や不具合を素早く見つけるために
商品到着後にやっておきたい確認ポイントをまとめました。
届いたパソコンが注文内容と間違いないか確認
購入した内容でパソコンのパーツが
搭載されているか確認しましょう。
以下の手順で確認していきます。
- 箱を開封し付属品がそろっている確認
- パソコンが起動するか確認
- dxdiagを起動する→directX診断ツールが起動
- 頼んだ構成でOS・CPUが搭載されているか確認
- USBポート・HDMIポートは反応するか確認
- キーボードなどを同時に注文している場合は動作するか
まずは付属品チェック
まずは、付属品がそろっているか確認します。
本体やマウスなどの付属品はもちろん
説明書や保証書など一式がそろっているか確認します。
そろっていればパソコンをセッティングして起動しましょう。
dxdiagを起動してCPU・GPUを確認
パソコンの内部構成を確認するには
『dxdiag』を使用すると便利です。
スタートボタンからdxdiagを押すと起動できます。
システム情報が確認できるので
自分が頼んだ構成になっているか確認しましょう。
構成があっていれば
パソコンから接続するポート類の確認をします。
USBポートやHDMIポートなどが動作するかをチェックしましょう。
フロンティアの故障と保証内容まとめ
フロンティアでは保証内容が2種類あり
不具合発生時は本体交換対応が可能な初期不良で対応してもらいましょう。
初期不良で対応してもらうには購入後14日以内に
山口県の修理工場へ送る必要があるので早めにサポートへ相談をする必要があります。
パソコンが届いたらまず付属品の確認と動作チェックを必ずしましょう。
通常保証は1年間+延長2年が最長です。
通常保証は故障部品の交換対応となっています。
ほとんどが保証内容で修理対応してもらえるので安心して購入できます。
しかし、電源からの異音については
電源ユニットの問題なので修理後も発生している事が多いです。
パソコン購入時は音がうるさいと有名な
『850W ATX電源 80PLUS GOLD』以外の電源を選びましょう。
フロンティアはセール品のコスパが良く
性能が高いパソコンが安く買えるとネット上で人気です。
万が一の故障内容についてしっかり理解して
自分に合ったパソコンを購入して下さい。
■フロンティアのセール情報まとめ
■フロンティアの評判まとめ