
フロンティアのカスタマイズ画面、選択肢が多すぎて
「結局どれを選べばいいの?」と手が止まっていませんか。
私も実際に複数モデルの見積もり画面を隅々まで調べてみると
7割の項目は悩む必要がありませんでした。
本当に悩むべきなのは「今しか選べないもの」だけです。
この記事では、購入時にしっかりお金をかけるべき項目と、あとから自分で買ったほうが安くて満足度も高い項目を解説します。
📋 この記事の内容
- フロンティアのカスタマイズ、結局どうすればいいのか
- カスタマイズ画面は3ステップで構成されている
- 【今しか選べない】買うときにしっかり選ぶべき本体パーツ
- モデルによってカスタマイズできる内容がこんなに違う
- 【今しか選べない】保証・サポート系サービスの選び方
- 【後から買ってOK】モニター・キーボード・マウスなどの周辺機器
- 後悔しないカスタマイズ7つの鉄則
- 予算別・目的別のおすすめカスタマイズまとめ
- やってはいけないカスタマイズ(罠の選択肢)
- よくある質問

フロンティアのカスタマイズ、結局どうすればいいのか 🕐 サクッと1分
先に結論からお伝えします。
フロンティアのカスタマイズ画面は「基本アイテム選択」「アクセサリー選択」「サービス選択」の3ステップに分かれていますが、お金をかけるべきなのは基本的に最初の「基本アイテム選択」と最後の「サービス選択」だけです。
真ん中の「アクセサリー選択」、つまりモニターやキーボード、マウス、ヘッドセットなどは、正直なところフロンティアで一緒に買う必要はほとんどありません。
なぜなら、これらは注文後にいつでも自分の好きなタイミングでAmazonや楽天のセールを使って安く買えるからです。
一方で、CPU・メモリ・SSD・電源・保証といった本体に関わる部分は、注文後には変更できません。
ここで安易に標準構成のまま進めてしまうと、あとから「あの時にメモリを増やしておけばよかった」「Cドライブの容量を増やしておけばよかった」と後悔することになります。
だからこそ今回、実際に4機種のカスタマイズ画面を隅々まで調査し、「今しか選べないもの」に絞って何を選ぶべきかをまとめました。
「基本アイテム選択」と「サービス選択」にはお金をかけ、
「アクセサリー選択」は後回しでOK
カスタマイズ画面は3ステップで構成されている 🕐 サクッと2分
まず全体像を把握しておきましょう。
フロンティアの購入手続きに進むと、カスタマイズ画面は次の3ステップで進んでいきます。
ケース・OS・CPU・CPUクーラー・CPUグリス・メモリ・SSD・HDD・グラフィックス・マザーボード・無線LAN・電源など、パソコンの性能そのものに関わる部分です。
ここが本記事の本題になります。
キーボード・マウス・マウスパッド・モニター・モニターアーム・ゲーミングヘッドセット・マイク・スピーカーなど、周辺機器を追加できます。
ここは基本的に後回しでOKな項目が中心です。
保証・オンサイトサービス・出張設置サービス・下取りサービス・データ復旧サービス・PCリサイクル・電話&リモートサポート「J-ONE call」など、購入時にしか申し込めない独自サービスが並びます。
カスタマイズできる項目や金額は、モデルやセール時期によって変わります。
この記事の数値は2026年7月時点で実際に4機種の見積もり画面を調査した実データですが、最新情報は必ず公式サイトの見積もりページでご確認ください。

カスタマイズ画面へのたどり着き方
フロンティア公式サイトで気になるモデルのページを開き、「カスタマイズ・お見積りへ」というボタンを押すと、そのままカスタマイズ画面に切り替わります。
選んだパーツに応じて画面上部の小計金額がリアルタイムで変わるので、予算を確認しながら進められます。

ご購入手続きへボタンを押すと以下の注文前のカスタマイズ画面へ移行します。

カスタマイズ中に表示される合計金額は税抜きの場合があり、注文確定画面で税込み価格に切り替わって「思ったより高くなった」と驚く人が少なくありません。
予算を決めるときは税込みで計算しておきましょう。
また送料は別途発生するため、こちらもあわせて確認しておくと安心です。
出荷までの日数やカスタマイズ内容による納期の違いは、フロンティアの納期を解説した記事で詳しくまとめています。
【今しか選べない】買うときにしっかり選ぶべき本体パーツ 🕐 じっくり8分
ここからが本題です。
基本アイテム選択の中でも特に注文後の変更ができない、または変更コストが極端に高いパーツを解説します。
メモリ|デュアルチャンネルを選ぶのが鉄則
メモリは車線(レーン)だとイメージすると分かりやすいです。
32GBのメモリ板を1枚だけ挿す「シングルチャンネル」は片側1車線、16GB×2枚で32GBにする「デュアルチャンネル」は2車線に相当します。
容量(荷物の量)が同じ32GBでも、車線が2本ある方がデータのやり取りがスムーズになり、ゲームの動作も安定しやすくなります。
実際の見積もりデータ
調査したFRGHLMB650/WS0611というモデルには「32GB(32GB×1枚)」という一見お得な0円の選択肢がありました。
一見同じ32GBに見えますが、これはシングルチャンネル構成になってしまい、デュアルチャンネル(16GB×2枚)よりもゲーム性能が落ちてしまいます。
実際の見積もりでは「32GB(16GB×2枚)」への変更は19,800円でしたが、長期間ストレスなく使うことを考えるなら、ここは絶対にデュアルチャンネルを選ぶべきポイントです。

「同じ32GBだから性能は同じ」と思い込んで単枚構成を選んでしまう人が多いポイントです。
金額だけを見て0円の方を選ばないようにしましょう。
カスタマイズ画面で「(32GB×1)」のように枚数が1枚と表示されていたら要注意です。
「(16GB×2)」のように2枚で構成されているものを選べば、デュアルチャンネルになります。
SSD・HDD|2TB以上を基準に考える
「1TB」も「500GB」も、表示通りの容量がまるごと使えるわけではありません。
Windows自体の領域が入るため、実際に使えるのは表示より少し少なくなります。
最近の大容量化したゲームは1本で100GBを超えることも珍しくないため、2〜3本入れただけで空き容量を圧迫してしまいます。
エントリーのFRGAMB550/M0109/NTKは増設枠自体が「なし」。
最初の容量選びがそのまま後悔に直結します。

メインSSD(1st)は無名品→Samsungへの変更で体感が変わる
| 基本構成 | +66,000円 | |
|---|---|---|
| 製品 | 無名の2TB SSD | Samsung 990 PRO 2TB |
| 読み込み速度 | 非公開 | 7,450MB/s |
| 書き込み速度 | 非公開 | 6,900MB/s |
| おすすめ度 | 普段使いで十分 | 読み込みの速さにこだわる人向け |
2nd SSD・HDDは「今すぐ買うか」「あとで買うか」で判断
🎮 ゲームを増やしたい人
内蔵SSDの増設がおすすめ。
外付けは読み込みが遅く、ゲームだと快適さが落ちます。
💾 保存用途がメインの人
写真・動画・バックアップならHDDで十分。
外付けを後から買うほうが安上がりです。
🔌 見た目・配線が気になる人
ケーブルが増えるのが嫌なら、購入時に内蔵で追加しておくとスッキリします。
🔧 分解に自信がない人
あとからケースを開けるのが不安なら、購入時に増設しておくのが安心です。
価格の目安:2nd SSD 1TB=45,100円/2TB=85,800円、HDD 2TB=34,100円(いずれも内蔵増設の場合)
電源|標準より1段階上げておくと安心
標準の電源でも動作はしますが、長期間安定して使うには余裕を持たせておくことが重要です。
目安として、RTX 5060 Ti搭載のエントリーモデルなら600W標準から750W(+2,200円)へ、RTX 5070 TiやRX 9070 XTを搭載したハイスペックモデルなら750〜850W標準から1000W(+6,600〜8,800円)への変更をおすすめします。
グラフィックボードの性能が高くなるほど瞬間的な消費電力も上がるため、電源に余裕がないと長時間プレイ時の動作が不安定になりやすくなります。
電源ユニットには変換効率を示す「80PLUS」という国際規格があり、負荷率20%・50%・100%のときの変換効率でランク分けされています(115V/内部電源の基準値)。
| グレード | 20%負荷 | 50%負荷 | 100%負荷 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 80% | 80% | 80% |
| ブロンズ | 82% | 85% | 82% |
| シルバー | 85% | 88% | 85% |
| ゴールド | 87% | 90% | 87% |
| プラチナ | 90% | 92% | 89% |

変換効率が高いほど、コンセントから取り込んだ電力の無駄が減り、発熱も抑えられます。
発熱が少ないと冷却ファンの回転数も下がるため、静音性や部品の寿命にも良い影響があります。
実際に4機種すべてのカスタマイズ画面を確認したところ、①〜④のいずれも標準搭載の電源が「80PLUS PLATINUM(日本製コンデンサ仕様)」と表記されていました。
20万円台のエントリーモデルから47万円台の上位モデルまで、価格帯にかかわらず高効率な電源が標準採用されているのは、フロンティアの電源まわりに関する分かりやすい安心材料と言えます。
CPUクーラー|空冷と水冷、それぞれの向き不向き
標準の空冷クーラーでも動作に問題はなく、実はメンテナンス性の面では空冷の方が優れています。
どちらが良いかは一概には言えないため、両方の特徴を整理しておきます。
空冷クーラーが向いている人
- 水漏れのリスクを気にせず使いたい
- 数年単位でポンプの寿命を気にしたくない
- 構造がシンプルで壊れにくいものを選びたい
- 予算を他のパーツに回したい
水冷クーラーが向いている人
- 夏場の高温環境や長時間の配信・プレイが多い
- 静音性を重視したい(高負荷時の音の伸びが穏やか)
- 見た目のARGB発光などデザイン性も楽しみたい

水冷は冷却性能や静音性で有利な場面がありますが、ポンプという機械部品が増える分、数年使うとポンプ音が気になり始めたり、まれに水漏れのリスクもゼロではありません。
逆に空冷は構造がシンプルな分、経年劣化やメンテナンスの手間が少なく、壊れにくいという安心感があります。
「とにかく冷やしたい・静かにしたい」なら水冷
「メンテナンスの手間や故障リスクを抑えたい」なら空冷
というように自分の優先順位で選ぶのが実情に合っています。
コストで選ぶなら240mmクラスの水冷(+9,900〜15,400円程度)が価格と性能のバランスが良い水準ですが、空冷のままでも実用上困ることはほとんどありません。
ちなみに上位モデルのFRZAB850B/Bはそもそも360mm水冷クーラーが標準搭載で、選択の余地がないほど最初から手厚い構成になっていました。
CPU|モデルによって世代が大きく違う点に注意
フロンティアのCPUは基本的に各モデル1択(固定)になっていることが多く、他のBTOメーカーのように自由にCPUだけ変更できるわけではありません。
だからこそ、モデル選びの段階でCPU自体の世代をしっかり確認しておく必要があります。
今回調査した4機種でも、①と②はゲーム性能に定評のあるRyzen 7 9800X3D、③のアウトレットは一世代下のRyzen 7 9700X、④のエントリーモデルはさらに古いRyzen 7 5700Xと、世代がバラバラでした。
型番の数字を見るだけで、おおまかな世代が分かります。
🔴 AMD Ryzenの場合
「Ryzen 7 9800X3D」
数字の最初の1桁(千の位)が世代
- 9000番台→2024〜2025年
- 7000番台→2022〜2023年
- 5000番台→2020〜2022年
🔵 Intel Coreの場合
2023年後半で命名ルールが変わっています
- Core i7-12700
最初の1〜2桁が世代(=第12世代) - Core Ultra 7 265K
最初の1桁がシリーズ番号(=シリーズ2)
「〇〇 発売日」「〇〇 ベンチマーク」で調べれば、発売時期や他CPUとの性能差がすぐに確認できます。
価格だけを見て安いモデルに飛びつくと、実はCPU自体が数世代古いという場合があります。
価格差の理由がCPUの世代差にあるのかどうかを必ず確認しましょう。

基本アイテムのその他の項目|あとから変えやすいもの・変えにくいもの
オフィスソフト・セキュリティソフトは、あとから自分でインストールし直すだけなので、それほど手間はかかりません。
一方でOSのHome→Proは「あとからでも一応できるが、割高になる」パターンです。
Windowsの設定画面からMicrosoft Storeで正規のアップグレード権を購入すればフルインストールし直す必要はありませんが、購入時に+8,800円で選ぶのに対し、あとからだとMicrosoft Store経由でも13,800〜14,760円程度かかるのが実情です。
「設定を開いてライセンス認証からアップグレードを購入する」という操作自体に迷う方も多く、Proが必要になりそうな見込みがあるなら、購入時に選んでおいたほうが安く済み、手間もかかりません。
CPUグリスは「あとから変えにくいパーツ」の代表格です。
パソコンのケースを開けて、CPUクーラーを一度取り外し、古いグリスを拭き取ってから新しいグリスを塗り直すという作業が必要になるためです。
分解に慣れていない方が挑戦すると、CPUやクーラーの再固定を誤って故障や保証対象外につながるリスクもあります。
標準グリスのままにするメリット
- 追加費用がかからない
- 分解の失敗リスクがない
- 保証面でも安心
高性能グリスに変更するメリット
- 熱伝導率が高く、経年での温度上昇が緩やか
- 長期間ハイスペックな負荷をかける使い方に向く
- 金額差は数千円程度と小さい
グリスは経年劣化(乾燥して熱を伝えにくくなる現象)が起きるパーツで、高性能なものほど劣化が緩やかという傾向はあります。
ただし後から自分で塗り直すのは分解作業が伴うため、初心者の方には難易度が高めです。
長期間(4〜5年以上)同じPCを使い続ける予定があり、分解作業に抵抗がない方は購入時に高性能グリスへ変更しておくと安心ですが、そうでない方は標準のままで問題ありません。
光学ドライブ(0〜4,400円)については、DVD等を使う予定がなければ不要です。
| 項目 | 価格帯の目安 | あとからの変更しやすさ |
|---|---|---|
| OS(Home/Pro) | 0〜8,800円 | 普通(設定変更でできるが、あとだと1.5〜1.7万円と割高) |
| オフィスソフト | 0〜28,600円 | 易しい(後から購入・インストール可) |
| セキュリティソフト | 0〜13,200円 | 易しい(後から別途契約可) |
| CPUグリス | 0〜4,840円 | 難しい(分解作業が必要) |
| 光学ドライブ | 0〜4,400円 | やや難しい(内蔵は後付け不可、外付けは可) |

モデルによってカスタマイズできる内容がこんなに違う 🕐 じっくり4分
ここが今回いちばんお伝えしたいポイントです。
「フロンティアはカスタマイズが自由」とよく言われますが、実際に4機種の見積もり画面を調査してみると、モデルごとにカスタマイズできる範囲が大きく異なることが分かりました。
まずは「選べるか・選べないか」だけに絞った一覧をご覧ください。
◯=複数の選択肢から自由に選べる/✕=1択のみで選択肢がない(固定)、という意味です。
✕が多いモデルほど「あとから調整できる余地が少ない」ということになります。
| カスタマイズ項目 | ①ミドルハイ 346,840円 |
②ハイエンド 473,100円 |
③アウトレット 403,100円 |
④エントリー 208,100円 |
|---|---|---|---|---|
| CPU | ✕(1択) | ✕(1択) | ✕(1択) | ✕(1択) |
| メモリ枚数 | ◯(1枚/2枚) | ✕(2枚固定) | ✕(2枚固定) | ✕(2枚固定) |
| グラフィックス | ✕(1択) | ✕(1択) | ✕(1択) | ✕(1択) |
| CPUクーラー | ◯(8種類) | ✕(水冷1択) | ◯(2種類) | ◯(2種類) |
| SSD増設(2nd) | ◯(あり) | ◯(あり) | ◯(あり) | ✕(枠なし) |
| ケース色 | ◯(黒/白) | ✕(黒固定) | ✕(白固定) | ◯(黒/白) |
| Wi-Fi | ✕(標準搭載) | ✕(標準搭載) | ✕(標準搭載) | △(非搭載・別売) |
| 保証の延長 | ◯(有償) | —(3年標準) | ✕(延長不可) | ◯(有償) |
✕の数を数えるだけでも、②と③は「決められた構成をそのまま買う」に近く、①と④は「自分で組み替える余地がある」ことが一目で分かると思います。
特に③は、CPUクーラーやSSD増設は選べるのに保証だけは延長すらできないという、意外な組み合わせになっている点に注意が必要です。
| モデル | 価格帯 | CPU | メモリ | 保証 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ①FRGHLMB650 /WS0611 (ミドルハイ) |
346,840円 | Ryzen 7 9800X3D |
32GB (1枚/2枚選択可) |
1年 (延長有償) |
AMD GPU搭載(独自エンコーダー搭載) |
| ②FRZAB850B/B (ハイエンド) |
473,100円 | Ryzen 7 9800X3D |
32GB (16GB×2固定) |
3年 (標準・追加費用なし) |
Wi-Fi7・水冷固定の最上位構成 |
| ③FRMFPB850 /M0623/O (アウトレット) |
403,100円 | Ryzen 7 9700X |
32GB (16GB×2固定) |
3ヶ月 (延長不可) |
SSD1TB標準、保証が短い |
| ④FRGAMB550 /M0109/NTK (エントリー) |
208,100円 | Ryzen 7 5700X |
32GB DDR4 (16GB×2固定) |
1年 (延長有償) |
Wi-Fiなし、SSD増設不可 |
この表を見ると分かる通り、同じ「フロンティアのカスタマイズ」でも、モデルによって選べる中身がまったく違います。
特に注意したいのが③のアウトレットモデルです。
価格は②の上位モデルより7万円ほど安いのですが、保証期間はわずか3ヶ月で延長オプションもありません。
CPUも9800X3Dより下位の9700Xで、ゲームのフレームレートで1〜2割ほど差が出るとされています。
「安いから」という理由だけでアウトレットモデルを選ぶと、保証面で後悔する可能性が高いので注意が必要です。
逆に②のFRZAB850B/Bは、CPUクーラー・メモリ・グラフィックスがすべて固定(選択肢なし)という珍しい構成でした。
その分すでに完成度の高い組み合わせで保証が3年間標準でついています。
長期利用を前提にするなら実はコストパフォーマンスの高いモデルでした。
セールの狙い目の時期はセール年間カレンダーの記事でまとめています。

【今しか選べない】保証・サポート系サービスの選び方 🕐 じっくり6分
フロンティアには家電量販店にはない独自のサービスがいくつも用意されています。
これらはすべて購入時にしか申し込めないため、ここでしっかり理解しておくことが大切です。
保証(1年センドバック/プレミアム保証/3年標準)
基本ルール
標準では1年間のセンドバック保証(故障時に自分でフロンティアへ送って修理してもらう方式)が付いています。
長く使う予定なら、1年+2年延長のプレミアム保証(モデルによって20,480〜33,980円)への加入を検討する価値があります。
先ほど紹介した②のFRZAB850B/Bのように、モデルによっては3年保証が標準で付いてくることもあるので、購入前に必ず確認しておきましょう。
プレミアム保証に入るメリット
- 3年間は故障してもセンドバック修理が受けられる
- 突発的な故障による出費リスクを抑えられる
- 長期間の利用を前提にするなら結果的に割安
入らなくてもいいケース
- 2〜3年での買い替えを想定している
- 自分で分解・修理する知識がある
- すでにPC本体の予算を使い切っている
オンサイトサービス|自宅に来てもらって直してほしい人向け
センドバック保証はパソコンを自分で梱包して送る必要がありますが、オンサイトサービスに加入すると、故障時に自宅まで訪問して対応してもらえます。
モデルによって7,700円〜13,200円程度で、ソフトウェアのセットアップまで含んだプランもあります。
デスクトップパソコンを梱包して発送するのが手間だと感じる方には価値のあるサービスです。
パソコン出張設置サービス|3プランの違いを詳しく解説
初期設定やデータ移行をすべてお任せしたい場合は、専門スタッフが自宅まで来てくれる出張設置サービスが用意されています。
公式サイトの情報をもとに、3つのプランの違いを具体的に整理しました。
| プラン | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| 出張基本設定プラン | 12,100円 | パソコン設置/初期設定/ネット接続(有線・無線)/メール設定 |
| 2時間ご要望サービス付プラン | 20,900円 | 上記に加えて、周辺機器の設定やスマホ・ゲーム機の無線接続など、要望作業を最大2時間まで対応 |
| データ移行&レクチャー付プラン | 36,300円 | 上記に加えて、旧PCからのデータ移行(10GBまで)と20分間の使い方レクチャー |
3プランとも「パソコン設置・初期設定・ネット接続・メール設定」は共通で含まれており、違いは追加でどこまで対応してもらえるかという点です。
「2時間ご要望サービス付プラン」は、周辺機器の設定やスマホ・タブレットの無線接続など、要望した作業を合計2時間以内でまとめて対応してもらえるプランです。
「データ移行&レクチャー付プラン」は、これまで使っていたパソコンのデータ(お気に入り・メール・デスクトップ上のフォルダなど、合計10GBまで)を新しいパソコンへ移してもらえるうえ、簡単な使い方の説明も受けられます。
利用にはご自宅のネット回線の契約・開通が事前に完了している必要があります。
また、サービスは初回購入時のみの対応で、夜間〜早朝(21時〜9時)の訪問は別途時間外料金がかかります。
データ移行に伴うデータの破損・消失は保証されないため、事前に自分でバックアップを取っておくことも忘れないようにしましょう。
これまでノートパソコンしか使ったことがなく、デスクトップの配線や設定に不安がある方にはおすすめですが
自作PCの経験がある方やこれまでもデスクトップを使ってきた方には不要なサービスと言えます。
下取りサービス|今使っているPCを処分するなら申し込むべき
古いパソコンがある場合、下取りサービスに申し込むと購入金額から2,000円(キャンペーン中の金額。通常は1,000円)が割引されます。
パソコンは粗大ゴミとして捨てられないため、処分の手間を考えると対象機種があるなら申し込んでおいて損はありません。
データ復旧サービス|対応台数の違いに注目
HDDやSSDが故障した際に、専門業者(AOSデータ復旧安心サービスパック)がデータの復旧を試みてくれるサービスです。
料金の違いは「期間の長さ」だけでなく「対応できる台数」にも表れています。
| プラン | 料金 | 保証期間 | 対応台数 |
|---|---|---|---|
| 1年版 | 2,200円 | 1年以内 | HDD・SSD 1台まで |
| 3年版 | 4,400円 | 3年以内 | HDD・SSD 3台まで |
| 5年版 | 6,600円 | 5年以内 | HDD・SSD 5台まで |
つまり単に保証期間が延びるだけでなく、期間内であれば複数回・複数台のストレージ故障に対応してもらえる回数券のような性質を持っています。
仕事のデータや思い出の写真・動画など、失うと困るデータを保存する予定があるなら加入を検討する価値があります。
逆にゲーム用途がメインで、データのほとんどがオンライン上のセーブデータやSteamのライブラリであれば、追加する必要はありません。
PCリサイクル|追加費用なしで対応済み
パソコンの廃棄には本来リサイクル料金がかかりますが、フロンティアのパソコンには標準でPCリサイクルマークが付いており追加費用なしで将来の廃棄まで対応してもらえます。
特に選択の必要はなく、標準のまま進めて問題ありません。
J-ONE call|電話・リモートでの操作サポート
「設定方法が分からない」「操作でつまずいた」というときに、電話やリモート操作でサポートを受けられるサービスです。
100日版3,300円、365日版7,700円が用意されています。
PC初心者で、購入後も継続的に質問できる窓口が欲しい方にはおすすめですが、PC操作に慣れている方であれば無理に付ける必要はありません。
同じJ-ONEcallサービスを提供するヤマダウェブコムの案内によると、受付時間は9:00〜12:00、13:00〜21:00(元日を除く)とされています。
24時間いつでも対応してもらえるわけではないので、深夜や早朝にトラブルが起きた場合は自分で調べて対応する必要があります。
正確な受付時間は購入前に公式サイトで確認しておきましょう。

【後から買ってOK】モニター・キーボード・マウスなどの周辺機器 🕐 サクッと3分
ここまで紹介してきた本体パーツやサービスとは違い、モニターやキーボード、マウス、ヘッドセットといったアクセサリー類は、正直なところフロンティアで一緒に買う必要はありません。
理由はシンプルで、これらは注文が確定したあとでも、自分の好きなタイミングでAmazonや楽天のセールを使って安く購入できるからです。
フロンティアのアクセサリー選択に並ぶ商品は、フロンティア経由での取り扱い手数料が価格に上乗せされている場合が多く、同じ型番の商品でもAmazonや楽天のセール時のほうが安く買えるケースがほとんどです。
また、フロンティアのラインナップは選択肢が限られているため、自分の好みのデザインやブランドを選びにくいという事情もあります。
実際に、BTOパソコンの購入経験がある方のレビューを見ても、モニターやキーボードは自分で選んで別に購入したほうがいいという声が多く見られます。
価格だけでなく「自分の好みに合わない」「割高に感じた」という感想もよく挙がっており、無理にフロンティアでまとめて買う必要性は薄いといえます。
🖥️ モニター
用途(ゲーム用か作業用か)によってリフレッシュレートや解像度の最適解が変わるため、フロンティアの数種類の中から選ぶより、自分の目的に合ったモデルを比較して選んだほうが満足度が高くなります。
実機レビューはKTC M27P6の実機レビューや仕事にも使えるゲーミングモニターの選び方を参考にしてみてください。
2026年7月時点の価格.comランキングでは、27インチ275Hzで実売3万円以下のI-O DATA「GigaCrysta EX-GDQ271UA」や、定番の27インチモデルDell「S2725DC」あたりがコスパの面で人気を集めています。
⌨️ キーボード・マウス
手の大きさや握り方、キーの重さの好みは人それぞれです。
実際に店頭で試すか、レビューが豊富なAmazon・楽天で選んだほうが失敗が少なくなります。
マウスであれば、無線でありながら4,000〜5,000円台で買えるLogicool「G304 LIGHTSPEED」が入門機の定番として人気です。
🎧 ヘッドセット・マイク
音質の好みや装着感は個人差が大きい部分です。
セール時期を狙えば、フロンティアのラインナップより高性能なモデルを同程度の価格で手に入れられることもあります。
🖱️ マウスパッド・その他
数千円程度の小物類は特にセールの影響を受けやすいカテゴリです。
急いで揃える必要がなければ、ポイント還元の高いタイミングを待つのがおすすめです。
私自身も現在使っているデスク周りのキーボードやマウスパッドは、すべてPC購入後にAmazonのセールでじっくり選んだものです。
急いでBTOメーカーのラインナップから選ばなくても、後から時間をかけて自分に合うものを探すほうが、結果的に満足度の高いデスク環境になります。

後悔しないカスタマイズ7つの鉄則 🕐 サクッと2分
同じ32GBでも単枚と2枚組では性能が変わります。
0円の単枚構成を安易に選ばないようにしましょう。
1TBはあっという間に埋まります。
特に増設できないモデルでは最初の容量選びが重要です。
長期間安定して使うためには、電源に余裕を持たせておくことが欠かせません。
グラフィックスはカスタマイズ画面では選べず、モデルごとに固定です。配信も視野に入れるなら、AMD・NVIDIAどちらが搭載されているか、モデル選びの時点でチェックしておきましょう。
モデルによってはマザーボードにWi-Fiが内蔵されておらず、追加費用が必要になります。
アウトレット品は保証が短く延長もできないため、長期利用には不向きです。
冷却性能・静音性重視なら水冷、メンテナンスの手軽さ・故障リスクの低さ重視なら空冷。
どちらも正解です。
自分が欲しい性能にするとどれくらいになるかの確認も簡単にできます。

予算別・目的別のおすすめカスタマイズまとめ 🕐 サクッと1分
| 予算・目的 | 優先すべきカスタマイズ | 後回しでいいもの |
|---|---|---|
| 20万円台 (コスパ重視) |
メモリのデュアル化、電源1段階アップ | 水冷クーラー、大容量SSD増設 |
| 35〜40万円台 (バランス型) |
デュアルメモリ、SSD2TB、電源アップ、水冷クーラー(お好みで) | Officeソフト、追加モニター |
| 45万円以上 (配信・長期利用) |
NVIDIA GPU、プレミアム保証、電源アップ | アクセサリー全般(後から購入) |
20万円台のコスパ重視モデルは、CPU・GPUともにエントリークラスになりがちです。
無理に上位パーツへカスタマイズするよりも、メモリと電源だけ手堅く整えて、残りの予算は後から周辺機器に回すほうが満足度が高くなります。
35〜40万円台のバランス型は、ストレージや電源の選択肢が豊富なモデルが多く、水冷クーラーまで含めてしっかりカスタマイズしても予算内に収まりやすい価格帯です。
45万円以上の上位モデルになると、水冷クーラーやメモリ構成が固定されているケースが多く、カスタマイズで悩む部分自体が少なくなります。
その代わり保証が標準で手厚くなっている場合が多いため、価格の高さだけで敬遠せず、保証内容までトータルで比較することをおすすめします。

やってはいけないカスタマイズ 🕐 サクッと1分
同じ32GBでもデュアルチャンネルより性能が落ちます。
差額19,800円をケチると後悔しやすいポイントです。
本体価格が安くても、保証がわずか3ヶ月で延長不可のモデルがあります。
長く使うつもりなら要検討です。
モニターやキーボードは後からAmazon・楽天のセールで買ったほうが安く、好みのものを選べます。
よくある質問 🕐 気になる所だけでOK
注文前に構成をしっかり確認しておくことをおすすめします。
長期利用を考えているなら通常モデルのほうが安心です。
リモートデスクトップなど業務向け機能が必要な場合のみProを検討してください。
無料の代替ソフトや月額版のOfficeで十分対応できます。
数千円程度の予算があれば冷却性能アップのために変更しても良い、という程度の位置づけです。
特にこだわりがなければ標準のウイルスバスターで十分です。
用途が異なります。
ショッピングクレジットやクレジットカードの分割払いは手数料が発生するので注意してください。
詳しくは分割払いの手数料を徹底比較した記事、ペイディの使い方、残価設定クレジットの詳細で解説しています。
自分で調べて解決できる方であれば無理に申し込む必要はありません。
カスタマイズ画面を開くたびに、選べる項目や価格が微妙に違う場合があるので、注文直前に必ず最新の見積もり画面で確認しましょう。
価格だけで判断せず本当に必要かどうかを基準に決めることをおすすめします。
- お金をかけるべきなのは「基本アイテム選択」と「サービス選択」の2ステップで、周辺機器は後から自分で買っても遅くない
- メモリはデュアルチャンネル、SSDは2TB以上、電源は標準より1段階上を基準に選ぶと後悔が少ない
- モデルによってカスタマイズできる内容や保証期間が大きく異なるため、価格だけで選ばずに構成表をよく確認する
- 保証・オンサイト・出張設置・下取り・データ復旧・J-ONE callなど独自サービスは、自分の使い方に合わせて必要なものだけ選ぶ
- モニターやキーボード、マウスなどの周辺機器はAmazon・楽天のセールを使ったほうが安く、好みのものを選べる