
⚠️ そのRazer、設定が間違っています
「マイクが認識しない」
「音がこもって足音が聞き取れない」
「設定してみたけど何が正解かわからない」
こういった悩みを抱えたまま、デフォルト設定で使い続けている方は非常に多いです。
この記事ではマイクが使えない問題の即時解決から、EQ設定の具体的な数値・機種別のポイントまですべて画像付きで解説します。
手順通りに進めれば今日からゲームの音が別物になります。
- マイクが認識しない・使えない場合の解決手順(ステップ別)
- Razer Synapseのマイク・イコライザーおすすめ設定値と視覚的なEQグラフ
- FPS・RPG・ホラー・レースゲーム別の最適EQ設定
- 機種別(BlackShark V2 / Kraken / Nari)で異なる設定ポイント
- モデル比較表でどれを選ぶか一目でわかる
- プロファイルの保存・切り替え方法
設定を変える前に、まずヘッドセットがPCに正しく認識されているかを確認します。
「音が出ない」「マイクが反応しない」という場合、ここが原因の場合が最も多いです。
接続方式ごとの確認ポイント
- 差し込み時にドライバインストールの表示が出るか確認
- ランプが点灯しない場合はポートを変更
- 別PCで試してPC側か本体側かを切り分ける
- USBドングルが正しく刺さっているか確認
- 本体のLEDランプが点灯しているか確認
- ドングルとヘッドセットを一度ペアリングし直す
- 4極(マイク+音声)か3極(音声のみ)か確認
- 分離している場合はスプリッターが必要
- 端子が奥まで刺さっているか確認
Windowsのサウンド設定で認識確認する方法
認識されていない場合は、次のマイクトラブル解決手順へ進んでください。
手当たり次第に試すと原因の切り分けができなくなります。以下の順番で進めてください。
トラブルシューティング 5ステップ
スタート →「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を開く。
「マイクへのアクセス」がオンになっているか確認。
使用しているゲーム・Discord・Zoomなどのアプリもオンにする。
⚠️ これがOFFになっているだけでマイクが全く反応しないケースが非常に多いです。
スピーカーアイコン右クリック →「サウンドの設定を開く」→「入力デバイス」でRazerを選択。
見つからない場合は「録音」タブで空白を右クリック →「無効なデバイスの表示」をチェック →
Razerを右クリック →「有効」→「既定のデバイスとして設定」を選択。
Razer公式サイトから最新のSynapseをダウンロードしてインストール。
Windowsの「デバイスマネージャー」→「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」→
Razerデバイスを右クリック →「ドライバーの更新」→ PC再起動して確認。
Razer Synapseを起動 → ヘッドセット選択 →「マイク」タブを開く。
ミュートになっていないか確認。マイク感度が0や極端に低い値になっていないか確認し、70%前後に設定する。
ノイズ除去がONの場合は一度OFFにして試してみる。
Windows・Synapseが正しくてもアプリ側が違うと音が届きません。
Discord:設定 →「音声・ビデオ」→「入力デバイス」でRazerを選択。
各ゲーム内の音声設定でも入力デバイスをRazerに指定してください。
マイク端子・内部基板の故障が考えられます。
国内正規品の保証期間は2年間。期間内であれば公式サポートへ修理依頼が現実的です。
保証が切れている場合や修理対応が終了しているモデルの場合、買い替えが選択肢になります。
すべての手順を試しても改善しない場合、故障の可能性が高いです。
私が実際に使って「マイク音質が別物だった」と感じたモデルを紹介します。
基本のマイク設定値
■実際のSynapse4での設定画面

おすすめマイク設定値(通話・ゲーム兼用)
※声量や部屋の環境によって最適値は異なります。まずこの数値で試してみて、相手に確認しながら微調整してください。
配信・実況向けのマイク設定
感度65〜70%・音量ノーマライズONで運用するのがおすすめです。
最初に必ずここを変更してください。
設定手順



FPSでは足音がする方向がハッキリわかるようになり、「音を感じて動ける」レベルになります。
設定手順



プリセット別 使い分け早見表
| プリセット | 向いているジャンル | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ゲーム | FPS・バトロワ・アクション | 音の定位感が最大化、足音や銃声の方向がわかりやすい | ★★★★★ |
| 映画 | RPG・アドベンチャー・ホラー | 低音の広がりと全体バランスが良い、世界観への没入感UP | ★★★★☆ |
| 音楽 | BGMを楽しみたい場面・音楽鑑賞 | 音域全体がフラットで自然な聞こえ方 | ★★★☆☆ |
ゲームジャンルによって「聞き取りたい音の種類」が違うので、それに合わせて調整することが重要です。
各周波数帯域の役割を理解しよう
| 周波数帯域 | 音の種類 | ゲームでの役割 |
|---|---|---|
| 31Hz〜125Hz(低音域) | 爆発音、エンジン音、重い打撃音 | 没入感・迫力。FPSでは不要な低音になりがち |
| 250Hz〜1kHz(中音域) | 人の声、足音の輪郭 | VC通話の聞き取りやすさ、足音の「存在感」 |
| 2kHz〜8kHz(高音域) | 足音の細部、銃声の鋭さ、環境音 | FPSで最も重要。敵の位置特定に直結 |
| 16kHz(超高音域) | 空気感、広さの表現 | 臨場感の演出 |
まずはそのままマネして試してみて、合わなければ少しずつ調整してください。
【FPS:Valorant・Apexなど】戦闘特化
この設定にすることで敵の足音を環境音より目立たせ、聞き取りやすくなります。
| 周波数 | 設定値 | レベル(視覚) | 効果 |
|---|---|---|---|
| 31Hz | -2dB | 低音を抑制 | |
| 63Hz | -4dB | 重い低音を削る | |
| 125Hz | -4dB | 低音域を抑制 | |
| 250Hz | -3dB | 中低音を整える | |
| 500Hz | -2dB | 中音域を整える | |
| 1kHz | +4dB | 声・足音を強調 | |
| 2kHz | +7dB | 足音の細部UP ★ | |
| 4kHz | +7dB | 銃声・高音UP ★ | |
| 8kHz | +5dB | 環境音の細部UP | |
| 16kHz | +3dB | 臨場感・空気感 |
■実際のSynapse4での設定画面

特にApexのようなスピード感のあるバトロワ系で効果が大きいです。
【RPG:FF14・ゼルダの伝説など】没入感重視
低音域を少し上げることでBGMに深みが出て、世界観への没入感が高まります。
| 周波数 | 設定値 | レベル(視覚) | 効果 |
|---|---|---|---|
| 31Hz | +4dB | BGMの重厚感UP | |
| 63Hz | +4dB | 低音の厚み | |
| 125Hz | +3dB | 低中音を豊かに | |
| 250Hz | +1dB | 微調整 | |
| 500Hz | -2dB | こもりを軽減 | |
| 1kHz | 0dB | フラット | |
| 2kHz | +3dB | 声・効果音を明瞭に | |
| 4kHz | +5dB | 細部の表現力UP | |
| 8kHz | +3dB | 音の輝き | |
| 16kHz | +2dB | 空気感 |

もしくは映画プリセットが優秀です。

【ホラー:バイオハザード・Dead by Daylightなど】臨場感最大
高音域を強調することで、臨場感と緊張感を強く感じられます。
| 周波数 | 設定値 | レベル(視覚) | 効果 |
|---|---|---|---|
| 31Hz | -4dB | 重い低音を抑制 | |
| 63Hz | -3dB | 低音を整理 | |
| 125Hz | -4dB | 低音を削る | |
| 250Hz | -2dB | 中低音を整える | |
| 500Hz | -2dB | こもりを軽減 | |
| 1kHz | +2dB | 声・物音を浮かせる | |
| 2kHz | +2dB | 高音域への橋渡し | |
| 4kHz | +3dB | 細かい環境音UP | |
| 8kHz | +4dB | 物音・息遣いUP ★ | |
| 16kHz | +6dB | 空気感・緊張感最大 ★ |

【レース:グランツーリスモ・Forza Horizonなど】迫力重視
| 周波数 | 設定値 | レベル(視覚) | 効果 |
|---|---|---|---|
| 31Hz | +6dB | エンジン音の迫力 ★ | |
| 63Hz | +4dB | 低音の厚み | |
| 125Hz | +3dB | 低中音を豊かに | |
| 250Hz | +2dB | 中低音を整える | |
| 500Hz | +1dB | 微調整 | |
| 1kHz | +1dB | 微調整 | |
| 2kHz | 0dB | フラット | |
| 4kHz | 0dB | フラット | |
| 8kHz | +1dB | タイヤ音を整える | |
| 16kHz | +2dB | 臨場感 |

設定を追い込んでも音に不満が残る場合
EQ設定を追い込んでも「もっとクリアになってほしい」と感じる場合、ヘッドセット自体のドライバー性能が限界に達している可能性があります。
私はゼンハイザーからRazerに切り替えた際、THX Spatial Audioと詳細なイコライザーの組み合わせで臨場感が大きく変わりました。
自分の機種で何ができるかを確認しておきましょう。
機種別 機能比較表
| 機能・項目 | BlackShark V2 | BlackShark V2 Pro | Kraken V3 X | Barracuda X | Nari |
|---|---|---|---|---|---|
| 接続方式 | 有線USB | ワイヤレス | 有線USB | ワイヤレス | ワイヤレス |
| THX Spatial Audio | ◎(USB時) | ◎ | ✗ | ✗ | ◎ |
| EQ設定(Synapse) | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
| バッテリー寿命 | —(有線) | 最大70時間 | —(有線) | 最大70時間 | 最大40時間 |
| 重量 | 約262g | 約320g | 約285g | 約250g ★最軽量 | 約362g |
| ドライバーサイズ | 50mm | 50mm | 40mm | 40mm | 50mm |
| マルチプラットフォーム | △(USB接続のみ) | ◎ | ✗ | ◎(PC/PS5/スマホ) | △ |
| RGB ライティング | ✗ | ✗ | ◎ | ✗ | ✗ |
| おすすめ用途 | PC FPS特化 | ゲーム全般・高音質 | コスパ入門 | マルチ用途・外出 | FPS・長期使用 |
◎=対応、△=一部対応、✗=非対応
機種別 設定ポイント
- 付属USBサウンドカードでTHX有効
- 3.5mm直挿しではSynapse機能制限
- EQはUSB接続時のみフル利用可能
- USBドングルでTHX・EQフル対応
- 最大70時間バッテリー
- 取り外し可能なブームマイク
- USB-A接続でSynapse対応
- THXは非対応(7.1ch方式)
- 軽量約285gで長時間使用向き
- PC・PS5・スマホ対応
- USB-Cドングルで低遅延
- 取り外し可能マイク・最軽量
- THX Spatial Audio対応
- EQ・マイク設定フル対応
- 2020年から現役使用中・耐久性◎
Kraken V4 Pro vs V3 X どちらが良いのか?
V4 Proは「HyperSenseハプティクス(振動機能)」を搭載していて、音を体で感じるような体験ができますが、価格差が1万円以上あります。
普段使いにはV3 Xで十分という声が多く、初心者・長時間プレイ向けには負担が少ないV3 Xがおすすめです。
Razerおススメ機種3選
有線から卒業したい方にはBlackShark V2 Proが後継モデルです。
「失敗したくない」「入門モデルで試したい」方にはKraken V3 Xがベストバイです。
一度設定しておけば毎回変更する手間がなくなります。
プロファイルの保存手順
設定の保存は画面右上のプロファイル部分から操作できます。




「いちいち設定し直す手間」が完全になくなります。
ネット上でよく質問されている内容とその回答をまとめています。
まずWindowsのサウンドフォーマットを16bit/48000Hzに変更し、EQを本記事の設定値に変更してみてください。
本記事の設定値をベースに、実際のゲーム音を聞きながら少しずつ微調整するのが最も効率的です。
ゲーム側のサウンド設計によって体感差があるので、SynapseでON/OFFを切り替えて比較してみるのが一番わかりやすいです。
それでも改善しない場合は、マイクの位置が遠すぎたり口元に向いていない可能性があります。
3.5mm接続ではEQやTHX Spatial Audioなど機能面で制限が出るため、PC使用時はUSB接続を強く推奨します。
タイトルごとに自動切替設定もできるので、一度設定すれば切り替え操作は不要になります。
変化を感じたい場合は特定の音(足音・銃声・BGM)に集中して聞いてみてください。
V4 ProはHyperSenseハプティクス(振動機能)搭載で臨場感を求める上級者向けです。
すべて試しても改善しない場合は故障の可能性が高いです。
国内正規品は2年保証があるので公式サポートに連絡してみてください。
■私が4年以上使っているRazerのヘッドセット
ワイヤレスゲーミングヘッドホン【Razer nari】レビュー!買ってよかった点と気になる点まとめてみた - ババリウムの軌跡~ゲーム実況の豆知識~
- マイクが認識しない場合は「プライバシー設定→録音デバイスの既定設定→ドライバー更新→Synapse設定」の順に確認する
- WindowsのサウンドフォーマットをまずB16bit/48000Hzに変更することで音質の土台が整う
- THX Spatial AudioをONにするだけで足音の方向把握が格段に向上する
- EQ設定はFPS・RPG・ホラー・レースで使い分けることで音が最適化される
- 機種によってUSB接続でないとSynapse機能が使えない場合があるので接続方式を確認する
- プロファイルを用途ごとに保存しておけばゲームごとに自動切替できて便利
- すべての設定を試しても改善しない場合は故障の可能性。買い替えも検討する
Razerのゲーミングヘッドセットはデフォルト設定のままだと性能を100%引き出すことはできません。
ゲームでの勝率UPや没入感を楽しみたい方は、ぜひイコライザーとSynapse設定を整えて100%の性能で楽しんでください。
Razer Synapseは使いやすいので初心者でも簡単に設定できます。
この記事の手順を参考に、自分のプレイスタイルに合った最適な設定を見つけてみてください。
