タイトルが面白かったので読んでみた
天才を殺す凡人の内容を約3分程度にまとめてみました。
本で得られる情報
この本では自分は以下の3タイプ
・天才
・秀才
・凡人
のどのジャンルに属しているのか分かります。
そして天才は凡人の共感力でアイデアを広め
凡人は天才のアイデアを広めることで
お互いが良い関係になり成長できるという事が書かれています。
では、実際にあなたはどの分類になるか確認してみて下さい。
自分のタイプはどれ?
■天才タイプ
メリット
誰も思いつかない新しいアイデアを提案できる人
先見の明があり常に時代の先のアイデアで人を引っ張るタイプ
デメリット
ロジカルに考えられず人の気持ちを察せないので
上手く提案を理解してもらえず変人扱いされてしまう
■秀才タイプ
メリット
数字で考えるのが強い論理的な人
データをもとに行動するので堅実・着実な人で目標管理が得意
デメリット
数字で表せないものは判断できずリスクに感じて挑戦できない
■凡人タイプ
8割から9割の人がこれに当てはまると書かれています。
メリット
空気を読んで相手の反応に対して行動が出来る調和役
営業・マーケティング・サラリーマンに向いている人
デメリット
空気を読んでしまうがゆえにメンバーによっては仕事の質が大きく変わり
自分にとってマイナスな人(パワハラ上司など)と仕事をすると反発できずに
言われたい放題になってしまう
と、このように3タイプに分けることが出来ます。
この3つの性質のうち一つだけしか特性を持ってないとかではなく
3つのタイプが割合的に入っていると言われています。
例えば 天才5%・秀才5%・凡人90% みたいな感じです。
自分の中で一番多い要素を持っているものでタイプを分けてみて下さい。
天才が凡人に殺される理由
では、なぜ天才がそこら辺の凡人に倒されてしまうのでしょうか?
普通であれば先見の明があってカリスマ的な人に凡人が勝てるわけないですよね?
この理由は簡単で凡人は人の8割から9割と大多数いるからです!
数の暴力・・・。
と思ってしまいますが
会社の会議などで意見を決める時には多数決で決めることが多いというのと
天才はその独創的なアイデアを凡人にうまく伝えられないので
凡人からただただ変人扱いされてしまい意見を通すことが出来なくなってしまいます。
また、秀才タイプから論理的に数字で論破されると何も言えなくなってしまいます。
こうなると天才的なアイデアを出しても天才は何もできずに終わってしまいます。
これが本のタイトルにもなっている天才を凡人が殺すという事です。
天才と凡人はどうすればよいのか
では、どうすれば天才は報われるのか?
どうすれば大半の凡人は成功をつかめるのか?
答えは簡単で天才と凡人が良きパートナーになると最強になります。
凡人は協調性が強いので天才のカリスマ性がテレビなんかで報道されると
一気に報道された天才へ同調していきます。
なので天才は自分の味方になってくれる凡人を見つけて
丁寧に自分の意見を理解してもらい他の凡人へ広めてもらう必要があります
一方凡人側も天才をしっかりと見極める必要があります。
天才っぽいと騙されてついていってしまうと大変な目にあってしまいます。
では、どうやって天才を見極めるかというと
会議などでアイデアを出した場合9割がやんわりと反対し1割が力強く賛成
こんな感じでしっかりとした意見だけど斬新すぎて万人受けしていないといった
アイデアを出している人は天才の可能性が高いので何回か会議でその人の発言を
聞いておいて見極めていきましょう。
天才と仲良くなったら後は凡人らしい言葉で他の人へ伝えていきましょう
見栄を張って天才っぽい言葉で話してしまうと意味がありません
インシデントとかガバナンスとかそういったカタカナ言葉は
分かりやすい言葉に変換して伝えるようにしましょう。
そうすることで画期的なアイデアで
パートナーも自分も成果を上げていくことが出来ます
以上が天才を殺す凡人のまとめです。
本の内容を削って簡略化していますので
この本に書かれている内容をもっと読みたいという方は本を購入してみて下さい。
今のところオーディオブックでは販売されていません。
人気の著書なので収録される日も近いかもしれませんね