パソコンの大事なパーツのメモリ
『いろんな種類があるので何を選べばいいか分からない!』
安心してください難しそうに思えますがとても簡単です。
ゲーミングパソコンの購入時に役立つ
メモリの選び方を簡単にご紹介します。
メモリは価格か見た目で選ぶだけ
メモリはいろんな種類がありますが選び方は
- 価格
- 見た目
のどちらかで選べば問題ないです。
何故かというと現在主流のメモリを選べば性能は大差ないからです。
ミドルスペックPCなどではメモリにこだわっても体感はほとんど変わりません。
性能差を体感できるのは
パソコンに最高スペックのCPUとグラフィックボードを取り付けて
最高のメモリを組み合わせることで数%性能がアップする程度です。
性能もフォートナイトやAPEXで言うと5%程度フレームレートが向上する程度です。
なので必要なメモリ容量で
価格が安い物かデザインで選べば問題ありません。
パソコン購入時は古いメモリが搭載されていないか
スペック表の内蔵メモリの記載は必ず確認はしましょう。
では、実際に価格と見た目でどんなメモリがあるか確認していきましょう。
コスパが良いメモリ一覧
まずは、コスパが良く口コミ評価の高いモデルを紹介します。
CFD販売 Crucial by Micron W4U2666CM-8GR
名古屋の国産企業CFDの製品でシンプルなメモリです。
放熱用のヒートシンクは搭載せず基盤がむき出しの製品です。
8GB×2枚の製品でコスパも安定性も高い商品です。
Amazonの口コミ評価も5点中4.5点と高評価な商品です。
■価格ドットコム
価格ドットコムではメモリクロックが3200Mhzの製品が6位にランクインしています。
クルーシャル (マイクロン製)ゲーミングメモリ 16GBX2枚 BL2K16G32C16U4W
クルーシャルは世界的に有名なメモリブランドです。
SSDやメモリなどストレージ製品に強い企業となっています。
性能が高い分値段も高くなっていますがその分信頼性が高いメモリです。
ヒートシンク搭載で排熱性能が優れているのでパソコンの負荷が高くなっても安定稼働させるようになっています。
アルミニウム素材の表面は耐食性や耐摩耗性に優れているので耐久力も高い製品です。
高画質ゲームをプレイする方にはおススメのモデルです。
Amazonでの口コミはほぼ満点の4.8点です。
■価格ドットコム
価格ドットコムのランキングでは現在2位にランクインしています。
右上のアイコンには過去に1位だった痕跡があります。
口コミから満足度が分かりますね。
見た目がカッコイイメモリ一覧
次に光るタイプやデザインがカッコイイメモリを紹介します。
Corsair VENGANCE RGB PRO 16GB [8GB×2枚]
PC製品や周辺機器など幅広く販売しているコルセアのメモリです。
eスポーツチームやクリエイターと連携しゲーミング製品の品質向上を行っています。
オーバークロックやコンパクトデザインに定評のあるメーカーです。
RGBライティングが搭載されているのでメモリの上部がキレイに光ります。
高さ44mmなので他のパーツと干渉することもなくコンパクトです。
Amazonでの評価は星4.6と高めの評価です。
■価格ドットコム
順位は240位と上位にはいませんでした。
価格ドットコムでは見た目がキレイなモデルの場合
32GBなどで高価なものがランクインする傾向にあるので不人気なのかもしれません。
光るモデルでランキングが一番高いメモリはAX5U5200C3816G-DCLARBK
ただし、アマゾンでは評価が1件だけとあまり信頼のできるものではありませんでした。
XPG DDR4 D50 RGB 16GB (2x8GB) 3200MHz PC4-25600 U-DIMM
先ほど価格ドットコムで上位にランクしていたメモリメーカーの別商品です。
RGBライティングの搭載はもちろん
ヒートシンクも高耐久になっているのでパフォーマンスも高くなっています。
価格も13,000円前後と光るモデルの中でもコスパの良いメモリですね。
Amazonの点数は4.6点ですが
評価件数が106件と少ないです。
口コミ内容は満足している書き込みが多いので製品としては信頼できます。
G.Skill SniperX F4-3600C19D-16GSXWB
光らないですが迷彩柄でカッコイイモデルです。
ASUSの共同開発のデザインメモリになっていて
価格も9,000円前後と手に入れやすくなっています。
デュアルチャンネル環境にも対応しているので
光らなくても良いが個性が出したい方におススメです。
Amazonでの口コミは4.4点です。
口コミ評価がまだ35件なので信頼性は少ないかもしれません。
星1の評価が無いので悪い製品ではないと判断できますね。
メモリ単体で買うなら好みで大丈夫!
以上のようにメモリを単体で購入するのであれば
価格か見た目で購入で大丈夫です。
メモリを探すときは最新のモデルを確認して
自分のマザーボードに接続できるかは確認しておきましょうね。
では次にパソコンを購入する時の
内蔵メモリの確認方法を見ていきましょう。
PC購入時は最新メモリ搭載か確認
メモリの種類は現在最新はDDR5かDDR4です。
(まだDDR4が主流)
古いメモリが付いていないか確認しましょう。
ただし、同じ16GBメモリでDDR3でもDDR4でも
価格に大差が無い為、基本的にマザーボードに適した最新のメモリが搭載されています。
メモリは1枚より2枚差しが良い3つの理由
16GBのメモリをパソコンに搭載したい場合
16GBのメモリ1枚より8GBのメモリ2枚がおススメです。
理由は3つあります。
安く手に入れられる
1つは価格が安くなるからです。
以下の画像をご覧ください。
CORSAIR DDR4 メモリモジュール VENGEANCE LPX シリーズ 16GB×1枚キット CMK16GX4M1A2400C14
16GBメモリを1枚より8GBメモリを2枚の方が2000円お得になります。
性能が少しだけ良くなる
こちらは体感では分からない程度ですが性能が少し上がります。
デュアルチャンネルという仕組みで帯域幅が2倍になります。
簡単に言うとデータが通る道が広くなります。
データが広い道を通れるので渋滞せずにスムーズに通るイメージです。
※メモリ性能が2倍になるわけではないです。
実際にゲームなどであれば
フレームレートやベンチマークが数%向上します。
1枚壊れても1枚で動いてくれる
メモリを2枚差している場合はもしもの故障時も安心です。
もし、メモリが故障してしまっても
2枚メモリが付いている場合正常な1枚だけでパソコンを使用できます。
1枚だけの場合はパソコンが起動しなくなってしまうので
新しいメモリに取り換えないと使えなくなります。
2枚同時にメモリが故障する確率は低いので
パソコンの起動不可になるリスクを減らす為にもメモリ2枚をおススメします。
結論!メモリは価格か見た目で選べば問題なし
ハイスペックPC以外でメモリの種類にこだわっても
体感で早くなった!と感じられません。
ミドルスペック以下のパソコンを購入する場合は
- 必要なメモリ容量
- 価格
- 見た目
だけで選んで問題なしです。
もし、メモリ単体で追加購入する場合は
以下の情報を参考にし満足できるメモリを購入してください。
メモリ単体で購入時に気を付けたい事
自作PCや追加でメモリを購入する時に気を付けたい事をまとめます。
ハイスペックPCをより良くする場合に役立てて下さい。
メモリの速度はメーカーページでも確認する
メモリ購入時はメモリ速度について注意が必要です。
メモリ販売ページはメモリの速度表記が
定格とオーバークロックが混在しています。
この違いを理解しておかないと間違った購入をしてしまいます。
定格とオーバークロックの違いは以下の通りです。
- 定格は何も設定していない状態での速度
- オーバークロックは速度を通常以上に設定して出した速度
商品ページに記載された速度の3200Mhzが定格だと思ったら
定格は2666Mhzだったという事が起こります。
定格とオーバークロックの見極め方法
定格とオーバークロックの見極めは電圧で分かります。
今主流のDDR4のメモリの場合
- 定格:1.2V
- オーバークロック:1.35V以上
と設定されている事が多いです。
■Amazonの商品説明(オーバークロック)
メモリ速度が速いとソフトの処理速度やゲームのフレームレートが上がります。
メリットを得るためにも商品説明欄は必ず確認するようにしましょう。
オーバークロックしすぎると動作が不安定に!
オーバークロックすると速度が上がりますが
やりすぎると以下のデメリットがあります。
- ブルースクリーン発生が増える
- PCが起動しなくなる
ですがメーカーページに書いている速度は
メーカーが保証する速度なので不具合が頻発することはありません。
購入前にメーカーページのスペックを確認して
デメリットも確認したうえでオーバークロックを利用しましょう。
メモリはマザーボードの規格に合わせる
メモリはマザーボードに適したものを購入してください。
マザーボードの規格に非対応だった場合動作しません。
メモリ購入時は互換があるかを以下の手順で確認しましょう。
2つのマザーボードとの互換性確認方法
以下のサイトから互換性を確認できます。
自分のパソコンの仕様が分からない場合
このツールでパソコンの構成を確認することが出来ます。
②Crucial System Advisorツール|SSD ツール|Crucial Japan
自分のパソコンの仕様が分かっている場合
メーカー・製造ライン・モデルを入力し確認が出来ます。