1. フロンティアとは?特徴と商品ラインナップ

フロンティアはヤマダ電機グループが運営するBTOパソコンメーカーです。

自社工場で組み立てを行っており、品質管理から配線まで職人が丁寧に手がけているのが特徴。

知名度はドスパラやマウスコンピューターほど高くありませんが、セール品のコスパの良さで口コミが広がりつつあります

フロンティア 基本情報
運営:ヤマダデンキグループ(ヤマダホールディングス)/設立:1994年/展示店舗:全国11店舗(ヤマダ電機内)/保証:1年センドバック保証(オプションで3年延長可)

ゲーミングPC 3シリーズの違い

ゲーミングデスクトップPCは用途・予算に応じてGB・GH・GAの3シリーズから選べます。

ハイスペック
GBシリーズ
最新世代の高性能CPU/GPUを搭載。強化ガラスパネル・DDR5メモリ対応。APEXを最高FPSで楽しみたい方・3DCG制作にも対応。
259,800円〜
ミドルスペック
GHシリーズ
GBよりGPU性能を抑えたコスパ重視モデル。CPU性能はGBと同等で、ゲーム配信・実況用途に最適。
198,800円〜
エントリー
GAシリーズ
最もリーズナブルなモデル。ケースは非透過だがCPUはGHと同等。APEXや3Dゲーム、ゲーム実況配信も問題なし。
182,800円〜

3シリーズのスペック比較表

項目 GBシリーズ GHシリーズ GAシリーズ
CPU Core i7-12700KF Core i7-12700F Core i7-12700F
CPUベンチマーク 33,555 33,555 33,555
GPU RX 6700 XT RTX 3050 GTX 1660 SUPER
GPUベンチマーク 18,914 9,005 12,713
メモリ DDR5-4800 / 32GB DDR4-3200 / 16GB DDR4-3200 / 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD 512GB SSD + 1TB HDD 512GB SSD + 2TB HDD
電源 850W GOLD 850W GOLD 850W GOLD
価格(税込) 259,800円 198,800円 182,800円最安

※上記は各シリーズの最安モデル比較。ベンチマークはPassMarkスコア参照。
 価格・スペックは変更される場合があります。

GAとGHの選び方ポイント
最安モデル同士で比べると、GHよりGAの方がGPU性能・ストレージ容量で上回りながら価格は16,000円安いという逆転現象があります。
ケースの見た目(透過窓)にこだわりがなければ、GAシリーズの方がコスパは高いです。

ゲーミングノートは種類が少ない

ゲーミングノートPCは現時点でエントリー(NSCシリーズ)とミドルスペック(XNM/ZNシリーズ)の2ラインのみ。

ピンポイントで欲しいスペックがない場合は、他メーカーも併せて検討することをおすすめします。

ゲーム配信・実況用途でノートを選ぶならXNMかZNシリーズの2択になります。

 

2. フロンティアが安い理由|他社との徹底比較

「本当に他社より安いの?」という疑問に、実際の価格データで答えます。

同スペック帯で4社を比較

Core i5 + RTX 3050構成の最安モデルで4社を比較しました。

項目 フロンティア パソコン工房 ドスパラ ツクモ
CPU Core i5-12400F Core i5-12400 Core i5-12400 Core i5-12400
GPU RTX 3050 RTX 3050 RTX 3050 RTX 3050
メモリ DDR4 16GB DDR4 16GB DDR4 16GB DDR4 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD 500GB SSD 500GB NVMe SSD 1TB NVMe SSD
電源 600W BRONZE 700W BRONZE 650W BRONZE 550W BRONZE
価格(税込) 149,800円最安 154,980円 159,980円 154,800円
他社との差額 +5,180円 +10,180円 +5,000円

※調査時点の価格。ストレージ容量でもフロンティアが優位(他社の500GBに対して1TB)。

価格だけでなくストレージ容量でもフロンティアが有利です。
他社の500GBに対して1TBと2倍の容量で、かつ5,000〜10,000円安くなっています。

セール品はさらにお得

フロンティア最大の魅力がこの週替わり・月替わりセールです。セール時は通常価格からさらに割引された限定モデルが登場し、ハイスペックモデルでも驚くほどリーズナブルな価格で購入できます。

セールの注意点:即断が必要
人気のハイスペックモデルは発売当日、数時間以内に完売することも珍しくありません。
限定数は多くて5台程度。「少し考えてから」では買い逃すリスクが高いです。

一度完売になったモデルでも在庫補充される場合があります
気になるモデルが売り切れていた場合は、定期的に在庫をチェックしてみましょう。

現在開催中のセールをチェック(売り切れ前に確認を)
週替わりセールを見る
 

3. 購入前に知っておくべきデメリット4つ

フロンティアを選ぶ前に、必ず把握しておくべきデメリットがあります。

価格の安さだけで決めると後悔することも。正直に解説します。

1
アフターサポートが日中(10〜19時)のみ
フロンティアのサポート受付は10時〜19時(年末年始・指定休日を除く)。
マウスコンピューターなどは24時間365日対応しているのと比べると、夜間や休日にトラブルが発生した際に電話できないのは不安に感じる方もいるでしょう。

ただし、パソコントラブルの大半はインターネット検索で解決できることも事実。
「自分でトラブル対処できる」という方には影響が少ないデメリットです。
初心者の方は購入前に、よく調べてから問い合わせる習慣をつけると安心。
   フォームからのメール問い合わせは時間外でも受付可。
2
本体代以外に追加費用がかかる
フロンティアは本体価格の安さが魅力ですが、以下の追加費用が発生することを忘れずに。

配送料:商品代金に応じて別途かかります(地域・商品サイズによって異なる)。
分割払いの手数料:クレジット24回分割で約15%、ジャックス24回で約13.6%。
他メーカーには分割手数料無料のキャンペーンを行っているところも。
代引き手数料:代金引換の場合も別途手数料が発生。
一括払い(クレジット1回)が最もお得。
分割払いを検討している場合は、手数料込みの総額を必ず計算してから他社と比較しましょう。
3
納期が長い(1週間〜1ヶ月程度)
注文から手元に届くまでの期間が他メーカーと比べて長いです。
納期の目安はカスタマイズ画面に記載されていますが、おおよそ1週間〜1ヶ月程度が目安です。

筆者が実際に購入した際は約2週間で届きました。
自社工場での丁寧な組み立て・品質管理に時間がかかることと、価格を安く抑えるための合理化がこの納期の背景にあります。
「来週のゲームイベントに間に合わせたい」など急ぎの場合は向きません。
   余裕を持ったスケジュールで購入計画を立てましょう。
4
パーツ選択の自由度が低い
フルカスタムBTOと違い、フロンティアではパーツメーカーを選ぶことができません
スペックを上げるか下げるかの選択が中心で、特にメモリは搭載ブランドが非公開となっています。

セール品はパーツ構成が固定されており、カスタマイズ変更ができないことがほとんどです。
また、エントリーモデル(GA)はケースが非透過のため、内部を光らせて鑑賞したい方には不向きです。
パーツにこだわりがない方にとっては、選択肢が少ない=迷わなくて済むというメリットにもなります。
初心者には意外と向いています。
 

4. 実際の評判|好評・不評まとめ

口コミサイト・購入者レビューを調査し、実際の声をまとめました。

好評ポイント

セール品のコスパが圧倒的

フロンティアの評判で最も多い好評がセール品の安さです。
同スペックの他社モデルと比べて数万円安いこともあり、「コスパが良すぎる」という声が多数。

★★★★★
週替わりセールで他社より2万円以上安いモデルを発見。スペックも申し分なく、非常に満足しています。
購入者・30代男性
★★★★☆
セールのたびにチェックするようになりました。
目玉商品は本当にすぐ売り切れるので、気になったら即購入が鉄則。
購入者・20代男性

電源品質が高い

BTOメーカーの中でもフロンティアは電源品質に定評があります。

低価格帯ながら高耐久のEnhance(エンハンス)製電源を採用しており、電源の安定供給がPCの長期安定稼働につながっています。

850W GOLD電源の動作音について
一部の口コミで「850W ATX GOLD電源の音が気になる」という声があります。
ただし筆者が2022年5月に購入した同電源搭載機では、動作音は特に気になりませんでした。
気になる方は850W以外の電源容量を選ぶか、購入前に公式サイトのサポートへ確認することをおすすめします。

フロンティアゲーミングPCは壊れやすい?4年間使った正直レビューと電源・騒音の真実 - ババリウムの軌跡~ゲーム実況の豆知識~

www.babariumu.net

内部の配線がきれい

フロンティアの自社工場では、職人が丁寧にケーブルを裏配線・隠し処理しています。

内部パーツを光らせて鑑賞したい方にとって邪魔なケーブルが見えない点は大きな魅力です。

また、カバーの取り外しがしやすくメンテナンス性も高いです。

全国11店舗に展示がある

ヤマダ電機グループらしく、全国11店舗で実物を展示しています(2022年時点)。

近くに店舗がある方は、実機を見ながらスタッフに説明を聞けるのは安心感につながります。

不評ポイント

★★☆☆☆
納期が1ヶ月近くかかり、待ちくたびれました。
スペックには満足していますが、急いでいる方には向かないと思います。
購入者・40代男性
★★★☆☆
メモリのメーカーが公開されていないのが気になりました。
性能的には問題ないですが、パーツにこだわる方は要注意。
購入者・20代男性

初期不良への対応について

初期不良に関する口コミが一定数あります。

ただし保証での対応・修理が完了しているケースがほとんどで、フロンティアだから特別壊れやすいということではありません。

電子部品の組み合わせであるPCは、どのメーカーでも一定確率で初期不良が発生しえます。

届いたら14日以内に必ず動作確認を
初期不良として対応してもらえるのは製品保証期間の起算日から14日以内です。
届いたらすぐにセットアップを済ませ、少しでも気になる点があればすぐにサポートセンターへ連絡しましょう。
放置すると通常修理扱いになる可能性があります。
 

5. フロンティアがおすすめな人・向かない人

フロンティアがおすすめな人
  • とにかくコスパ重視で、安く性能の良いPCが欲しい
  • パーツメーカーにはこだわらず、性能さえ出れば問題ない
  • 納期に余裕がある(2〜4週間待てる)
  • 一括払いで購入できる
  • セール品を狙ってコスパ最高の1台を手に入れたい
  • PCのトラブル対処をある程度自分で調べられる
こんな人は他のメーカーも検討を
  • 急ぎでPCが必要な場合(すぐに発送してもらえるメーカーへ)
  • 夜間・休日のサポートが必要な初心者の方
  • メモリ・マザーボードのメーカーまで指定したいこだわり派
  • 分割払いを検討している方(手数料が高め)
  • ケースの透過窓など外観デザインを重視する方(GAシリーズを除く)

モニターはフロンティア以外で購入推奨

デスクトップPC購入時にはモニターが別途必要です。

フロンティアでもモニターを販売していますが、コスパの面では他社専門メーカーに劣るモデルが多いです。

ゲーム・配信環境に合ったモニターを、BenQやASUS・LGなどの専門メーカーで選ぶことをおすすめします。

ゲーミングモニター選びの3つのポイント
①リフレッシュレート(144Hz以上推奨)、②応答速度(1ms以下推奨)、③解像度(FPSなら1080p、じっくり系なら1440p)の3点を、遊ぶゲームジャンルに合わせて選びましょう。
 

6. まとめ|フロンティアで賢く買う方法

この記事のまとめ
1
フロンティアは同スペック帯の他社と比べて5,000〜10,000円安く、ストレージ容量でも優位。コスパ最重視の方に最適なBTOメーカー。
2
特に週替わり・月替わりのセール品は他の追随を許さないコスパ。ただし人気モデルは当日完売もあるため、気になったら即決が鉄則。
3
デメリットは①サポートが日中のみ ②追加費用 ③納期が長い ④パーツ選択の自由度が低いの4点。これらが許容できる方には強くおすすめ。
4
購入後は14日以内に必ず動作確認を。初期不良は保証でほぼ対応してもらえるが、早期連絡が大前提。
5
モニターはフロンティアではなく、BenQやASUSなどの専門メーカーで別途購入するとコスパが良い。

コスパ重視でゲーミングPCを探しているなら、まず現在開催中のセールをチェックしてみてください。セールごとにラインナップが変わるため、今回のセールに欲しいモデルがなくても、次回以降のセールで見つかることも多いです。

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購入前の最終チェックリスト

  • 納期(1週間〜1ヶ月)を確認し、余裕を持って注文できるか
  • 一括払いで購入できるか(分割は手数料がかかる)
  • モニター・キーボード・マウスは別途用意しているか
  • 欲しいシリーズと予算が合っているか確認した
  • !セール品の場合、カスタマイズ変更ができないことを了解した
  • !到着後14日以内に動作確認することを覚えておく
  • 夜間・休日のサポートが必要な初心者の方は他社も検討する