コンパクトサイズで持ち運びに便利なキャプチャーボード
『Live Gamer MINI - GC311』をレビューしていきます。
実際に使ってみて気になる点や良かった点をまとめています。
- 簡単にゲーム画面を録画したい人
- 場所を取らないキャプチャーボードを探している人
- コスパの良いキャプチャーボードを探している人
は是非最後まで確認してください。
扱いやすいので初心者さんにもおススメです。
- Live Gamer MINI - GC311はこんな人におススメ
- Live Gamer MINI - GC311を開封レビュー
- LiveGamerMINI GC311の口コミについて
- キャプチャーボードLiveGamerMINI GC311まとめ
■紹介する機材
Live Gamer MINI - GC311はこんな人におススメ
まず、どんな人に『Live Gamer MINI - GC311』がおススメなのかを簡単に説明します。
- 録画映像が4Kじゃなくて良い人
- パソコンの性能に自信が無い人
- コンパクトサイズが良い人
- 届いたらすぐに録画したい人
以上の方が購入すると使いやすいです。
その理由を詳しく解説していきます。
録画映像が4Kじゃなくて良い人におススメな理由
高いキャプチャーボードだと4K画質+60fpsというキレイな映像が撮れます。
しかし、あなたの動画に出すゲームはどんなものですか?
もし、ゲーム実況をするゲームがマリオ系のゲームだったり
マインクラフト(初期MOD)だったりする場合は
そこまで映像がキレイでなくても良いです。
ゲーム映像が凄いゲーム以外の場合は4K録画は出来なくても十分です。
Live Gamer MINI - GC311の最高録画解像度は1920 x 1080@60fpsです。
ですが自分の実況するゲームの種類によっては十分良い仕事をしてくれます。
しかし、PS5の最高映像を録画して魅力を伝えたい方は
別のキャプチャーボードをおススメします。
※4K対応の上位モデル
パソコンの性能に自信が無い人におススメな理由
キャプチャーボードには2種類のエンコード方式の商品があります。
簡単に説明すると以下のようになります。
①ソフトウェアエンコード
パソコンの力を借りて映像を録画する
②ハードウェアエンコード
キャプチャーボードでほとんど処理してからパソコンで映像を保存する
なのでパソコンの性能が低い場合にはハードウェアエンコードを
個人的におススメしています。
GC311はハードウェアエンコード方式のキャプチャーボードなので
パソコンの性能に不安がある方におススメです。
ただし、ハードウェアエンコードにも弱点があります。
それは録画時にマイク音声と映像を別ファイルで保存した場合
音声と映像にズレが発生します。
なので編集時にマイク音声と映像を合わせる必要があります。
合わせ方は簡単で
映像を後ろに移動させて位置を合わせて
最初の音声部分を削除するだけです。
コンパクトサイズが良い人におススメな理由
GC311はとてもコンパクトで軽いです。
- 本体寸法:100 x 57 x 18.8(mm)
- 本体重量:約74.5g
持ち運んで使用する場合や
狭い部屋で毎回セッティングをする負担が軽減できます。
私は2DKの部屋の片隅でゲーム実況をしているので
嫁がいない時にサッとセッティングして終わったらサッと片づけるようにしています。
コンパクトなので収納が少ない家でも置き場にも困らないので
購入して良かったと感じています。
届いたらスグに録画したい人におススメな理由
GC311は専用の録画ソフトがあるので
キャプチャーボードが届いたらスグに録画が出来るようになっています。
公式HPからRECentralという録画ソフトをダウンロードすると
録画・ライブ配信・マルチ配信が出来ます。
録画の設定も何種類かのプリセットから選ぶ事で簡単にスタートしたり
自分好みにカスタマイズすることもできます。
ただし、ライブ配信時の設定は必要最低限のカスタマイズのみになっています。
YouTubeのライブ配信でいろんな演出を入れていきたい場合は
別でOBSStudioなどと連携させて設定する必要があります。
とはいえ、必要な設定は揃っているの初めての録画機器の場合や
ライブ配信をしない方にとっては全然問題ありません。
Live Gamer MINI - GC311を開封レビュー
では、実際にLive Gamer MINI - GC311がどんなものかを確認していきましょう。
今回私はAVT-C875というAVerMedia製の
古いキャプチャーボードからの乗り換えで購入しました。
変更して良かった点気になった点も記載していきます。
AVerMedia Live Gamer MINI - GC311開封
箱を開封すると中身は以下のようになっています。
- 本体
- 説明書
- USBケーブル
本体上面はPCと接続時に青く光ります。
本体裏面は滑らないようにゴム足が4つ付いています。
本体側面には接続端子が3つ付いています。
ゲーム機からキャプチャーボードへHDMIをいれるIN
キャプチャーボードからモニターへHDMIを出すOUT
パソコンと接続するUSBポートがあります。
USB 2.0 Type-A to Micro-Bケーブルは長さ180cmなので
結構離れた場所にパソコンを設置していても接続が出来ます。
(意外と便利です)
AVT-C875とGC311を比較
大きさ比較
前まで使用していたAVT-C875とGC311を比較していきます。
大きさはGC311の方が小さくなっています。
端子数・機能比較
端子数はGC311の場合音声の入出力が無くなっています。
パソコンで音声入出力は制御しているので私は無くなって問題なしでした。
また、AVT-C875はキャプチャーボード単体で録画が出来るようになっていて
SDカードを入れることでパソコンなしで録画できます。
この機能もGC311では無くなっています。
毎回パソコンに接続して使用するので問題なしでした。
録画ソフト比較
録画ソフトはGC311はRECentral 4という最新バージョンが使用できます。
機能の向上がされているので使い勝手が良くなっています。
主に以下の機能が増えています。
- ワイプ挿入機能
- マルチ配信機能
- 録画設定項目の増加
録画の細かい画質設定やライブの複数配信などに対応しているので
色々な方面で動画活動をするときに役に立ちます。
AVerMedia RECentral 4の実際の画面説明
実際にゲーム画面を録画する時は上のようなソフトを使用します。
メインの画面にゲーム画面
右下のRECボタンを押すと録画開始となります。
動画ファイルの保存先に指定したドライブの容量によって
録画可能な時間を表示してくれるので
容量が無くて取れない!という事を防ぐことが出来ます。
AVerMedia RECentral 4の右上のフォルダのアイコンをクリックすると
過去に録画したファイルを確認することが出来ます。
AVerMedia RECentral 4の右上の歯車マークをクリックすると
設定画面を開くことが出来ます。
録画先や録画設定します。
以上のように直感的に操作が出来るので
特に困らずに録画ソフトも使用が出来ます。
ゲーム実況初心者でも困らずに使用できます。
LiveGamerMINI GC311の口コミについて
私が使った意見だけよりも他に購入された方の意見も見て
総合的にGC311が良いものか確認していきましょう。
Amazonの口コミ
アマゾンンでの評価は星5点中4.4点です。
ほとんどが星3つ以上の高得点となっています。
実際の口コミを見ていきましょう。
Amazonでの良い口コミ
■簡単に使えます
接続してすぐ認識、普通に使えています。
ハードウェアエンコードなので、
他に作業をしているそんなにパワーのないサブPCでも配信できる程度には軽いです。
■ニンテンドースイッチなどで使用しましたが十分すぎるほどの高画質です
最大で1080p/60fpsの画質ですがニンテンドースイッチなどで使用しましたが十分すぎるほどの高画質です。むしろデータ量が数分で数ギガになってしまうので解像度を落として使っていますがそれでもかなりのクッキリしたきれいな画質で録画可能でした。専用ソフト付属とありますが実際は同梱ではなく取説に簡単に「RECentral」について書かれているだけでした。「RECentral」は無料の割にはしっかりとした日本語対応で機能性もそこそこ高いアプリで使いやすかったです。パススルーなのでゲームプレイに遅延なしで録画もスムーズに出来て全く不便さを感じませんでした。他社製だと長時間プレイだと遅延が発生するケースがありましたがこちらは今のところ大丈夫ですね。おすすめです。
引用元:Amazon
初心者でもすぐに使えて画質も問題が無いことが分かりますね。
Amazonでの低評価な口コミまとめ
では、逆に評価が低いコメントを確認していきましょう。
■没有1080p
采集出来的画面 根本达不到1080p 骗人!
■サポートが最低
私のPCでは,録画できませんでした.
メーカーサポートに連絡しましたが,対応が最低でした.
他のメーカーに買い替えます.
本当に無駄な時間でした.
引用元:Amazon
一つは海外のコメントで
キャプチャされた画像は1080pにまったく到達できません!
という感じです。
私が使用してゲーム実況を上げていますが
1080pで撮影できているので謎のコメントです。
私が投稿している動画が以下になります。
良ければ画質を確認してみて下さい。
2つ目の低評価はサポート最悪!との事です。
これに関しては私が以前使っていたAVT-C875でサポートを受けた時の話をさせていただきます。
AVT-C875というキャプチャーボードで録画が出来なくなった時に
メールサポートで原因を確認してもらった時に親切に回答をいただきました。
(保証期間が過ぎている状態でした)
3回程度の質問メールで内容も紳士的だったので特にサポートに問題は感じませんでした。
今回AverMediaでの商品購入に至ったのも
以前しっかりと対応をしてもらえたのとAVT-C875を気に入っていたからです。
Amazonでの口コミまとめ
Amazonでの口コミはほとんど満足している内容でした。
低評価コメントも私が使用している限りではそんな事は無い!
といえる内容なので安心して大丈夫です。
ただし、使用感について高評価コメントの中に気になるものがあったので紹介します。
音量がモニターとPCから出てしまう
これについてはその通りです。
PC側の音量を大きくしてしまうとマイクが自分の声とゲーム音を拾ってしまいます。
なのでPC側の音量を下げるかミュートにする必要があります。
最初に使用した時に不安になる部分ですが使用方法を理解しておけば問題ありません。
配信の画面に遅延がある
録画画面に映るゲームの映像は遅延があります。
そのため、キャプチャーボードからモニターへHDMIケーブルで映像を出力しています。
なので
・ゲームはモニターを見て遊ぶ
・録画画面は録画がしっかりできているかの確認に使う
という使い分けがベストです。
キャプチャーボードLiveGamerMINI GC311まとめ
以上のように私が使用した感想と口コミの内容を見ていただいて分かるように不満なく使用が出来るキャプチャーボードになっています。
良い点は
- 小型で邪魔にならない
- 他の製品と比べてもコスパが良い
- スグに録画が開始できるほど簡単
となっています
気になる点は
- 録画時に録画画面からも音声が出てしまう
- ハードウェアエンコードなので映像と音声(マイク)を別ファイルにするとズレる
- 4K対応ではない
となります。
ゲームの映像重視ではなく簡単に録画をして配信活動をしたい方に向いているキャプチャーボードになっています。
初めてのゲーム実況でも戸惑うことなく使用できます。
ゲームの4K映像で実況をしたい方は4K対応のキャプチャーボードを検討しましょう。
商品が気になる方は詳細を確認してみて下さい。